2018.05.23 社員幸福度調査から考える! 西精工では月例で全部署のリーダーたちが集まって、「社員幸福度調査」の結果について、みんなで考え、分析し、対話をしながら、どう行動を変えていくかを話し合っています。今回も、昨年12月に実施した調査の結果データを見ながら対話していきます。 ちなみにこの「社員幸福度調査」は、一般的には「社員満足度調査」と呼ばれているかと思います。私たちはこの調査を「社員が満足すること」を目的としておらず、「社員が幸せに働けること」を目的としています。さらに「満足」とは「与えられるもの」であり、自ら主体性を発揮して得るのは「幸せ」であるということから、私たちは「社員幸福度調査」と呼ぶようにしました。 会議ではこんなやり取りが行われています。「会社が社員を大切にするってどういうことだろう?」「会社=社長、って考えた時、色々なイベントに社長が来てくださる」「私たちの誕生日を大切にしてくださる」「女性にとって、福利厚生面で子育てしやすい」「中途社員の影響はどうだろう?」「他社を経験している人は、それと比較ができるので、アンケートの回答に影響する」「ウチは家庭を持っている人にとって働きやすい。参観日とかでも休めるし、時間給も活用できる」 ←この設問は、「会社の経営の方向性について納得 しているか?」です。高い数値ではありますが、それでも係によって特徴が出ます。それを対話で深掘りしていきます。 また、「リーダー」についての設問もあります。これがまたリーダーたちにとってはグサグサと突き刺さります。だらだら血を流しながらも、「できていない」という事実を受け入れて、そこから「もっと良くしていく」ことを考え、行動を変えていかなければなりません。 この「社員幸福度調査」には「フリーコメント」もあり、社員が記述したコメントからも気づきを得ます。「できているはず」・・・でも実際はできていない。こういう「意識のギャップ」を埋めるためには、この「フリーコメント」はすごく大切なのです!中にはすごく「後ろ向き」だったり「批判的」なコメントもあるのですが、まずは、「書いてきてくれて、ありがとうございます」というスタンスで、ネガティブコメントにも感謝します。いや、ネガティブコメント「だからこそ」感謝します。 あるコメントの中に「働きやすさ」という言葉がありました。この「働きやすさ」から話し合われたことがコチラ。「ウチは、プラチナくるみんを中四国地方の製造業では唯一、認証取得しています」「しかし、こういった『働きやすさ』は社外にほとんどアピールしていません」「なぜなら、私たちは『働きがい』を大切にしているから!」 こんな感じで、一年かけて「社員幸福度調査」の全項目について向き合っていきます。上にも書きましたが、こういった活動を通じて、私たち社員みんなが働きがいをもって、幸せに働いていくことを目指し続けていきます! W 前の記事 BLOGトップへ 次の記事