BLOG 西精工の日常

2010/06/01 からあなたは累計 人目の訪問者です。

(本日は 番目のアクセスです。 また昨日は 人のご来場者がありました)

2020.10.09

ミッションステートメント作成セミナー

先日、第二回目の「ミッションステートメント作成セミナー」が行われました!
このセミナーでは、西精工社員全員が書き記している「人生の目標:ミッションステートメント」を作成するための基礎の部分を学びます。
社員も数名同席させていただき、お客様と一緒に学びます!
今回はナント!うーさん王子が学びに来ました!
さすが王子!謙虚です!

適時お受けしているベンチマーク見学では、西精工の取り組みを紹介していますが、この「ミッションステートメント作成セミナー」では、ミッションステートメントを作成するための基礎部分のセミナーに特化しています。
また、「こう書くんです」というノウハウではなく、ミッションステートメントを書くために必要な考え方、例えば「主体性を発揮するためには?」といったことについて学んでいきます。

あんまり内容を書き過ぎちゃうと、誰もセミナーに来てくださらなくなるので(そんなことはない・・・汗)、支障が無い程度に内容を紹介していきます!

・ミッションステートメントは、両親や祖父母の影響を受ける。

私たち西精工社員がミッションステートメントを作成する時にも投げ掛けてくださったことがあります。

それは、自分の0歳~3歳くらいの時の写真を見ること。
その写真には写っていなくても、その写真を撮ってくれたのがご両親なら、いったいご両親はどんな表情でその写真を撮ったのでしょう?
そこには「笑顔」があり、ご両親の愛情がカメラと一緒に向けられていなかったでしょうか?

・強みを活かす。

西精工では、社員全員が(←)の
 「さあ、才能に目覚めよう」
という書籍を使って「5つの強み」を見出します。
「34個」に分類された強みの中から、上位5つの強みを知ることが出来るのです。

そして見出した「5つの強み」を発揮できるミッションステートメントを考えていきます。
ただ、この「5つの強み」は持っているだけでは強みとして発揮できません。
発揮できないばかりか、時には逆に「弱み」にすらなってしまいます。
「強み」と「弱み」は表裏一体なのです!
だからこそ、自らその強みを「活かそう」とすること、そしてリーダーはその人の強みを引き出すことが大切!

・「あるべき姿」より「ありたい姿」

社内の「リーダーシップ勉強会」でもよく社長が解説してくださるのですが、
 「Should:~すべき」
という思考よりも、
 「Want:~したい」
という思考のほうが楽しいということ。
より主体性を発揮しやすくなります。

・ミッションステートメントはなぜ必要なのか?

ミッションステートメントは「使命感」でもあります。
している仕事が「しんどいなー」って感じちゃうのは、そこに使命感が無いから。
使命感が腹落ちすると、体は疲れても、心は疲れません。
疲れないどころか、高揚感を感じられる。
これが「フロー状態」です。

セミナーの中では「3人の石切り職人」の話を紹介してくださいました。
 ※「3人の石切り職人」のお話は有名なので、ぜひググってみてください。
さらに分かりやすかったのは「サンタクロース」のお話です。
サンタクロースには「子どもたちに夢と希望を与えたい」という使命をもって、子どもたちにプレゼントを配っています。
たとえ煙突でススだらけになっても、その使命の下には関係ありません。
どんなにしんどくても、笑顔でプレゼントを配り続けられるのです。
そこには「やらされ感」はありません。主体性そのものなのです。
もし、「使命感のないサンタクロース」がいたらどうでしょう。
彼はただ「指定された場所に荷物を置いてくる」のみです。
そこに子供たちの笑顔を見ることはないですよね。

・ドラッカーの質問、「何をもって憶えられたいか?」
ミッションステートメントは個人の理念ですが、企業にとっては「経営理念」がそれに当たります。
西精工では以前、「社是・社訓」がありました。
しかし「社是・社訓」には「誰のために」が入っていなかったことに社長が気づかれます。
そこで制定したのが「経営理念」。
この「経営理念」ができたことで、あるチームにすばらしいことが起こります。

「幸せに働くこと」、これを実現するために、支援学校から研修に来ていた人と真剣に向き合い、彼と一緒に働くためにはどうすればいいか?を考え、行動し、実現させていきます。

その当時の写真に写った、いせきリーダーの笑顔が、全てを物語っています。

みんなの努力の甲斐あって、にしおくんは西精工に入社しました。
ここで終わらないのが西精工!
「にしおくんをQC検定に合格させたい!」
と、みなみさんがマンツーマンで指導!
「あきらめる」ということを知らないにしおくんは、何冊ものノートに学んだことを書いていきました。
その甲斐あって、にしおくんはQC検定4級を見事合格します!

先日、ありがたいことに「障害者雇用優良事業所表彰:厚生労働大臣表彰」をいただきました。
これは、ただ単に「障碍者を雇用する」ということではなく、「経営理念」実現のために「障碍を持った仲間と一緒に幸せに働くこと」という理念を実践してきたことを評価してくださったのです。

昼食をはさんで、ある絵本を2冊紹介しました。
 「100万回生きたねこ」
 「いのちをいただく」
です。
「使命を背負った時、そこに生きがいが生まれること」
「働くってどういうことなのか?」
これらを考えさせてくれるステキな絵本です。

・ミッションステートメントの副題は「自分の終わり方を考える」

「生きざま」とは「死にざま」である。
ちょっと哲学的な表現ですが、自分が人生の幕を閉じるときに「どんな人間になっていたいのか?」が大切です。
「もっとこんなことをしたかったなー」って、後悔しながら死ぬんじゃなくて、「いい人生だった!」と思いたいですよね!

えっとですね・・・たぶん私、内容を紹介し過ぎています(汗)

ラストはセミナーにご参加くださった皆様との質疑応答です。
たくさんのご質問をいただきました!

けっこう生々しいことも赤裸々にお話します。
障碍者雇用を進めていると、「これはキツイな」という出来事もあります。
いつもハッピー、うーさん王子ですが、障碍をもった社員との関わりではかなり苦労をされた経験をしています。
さすがにここでは書けないことも・・・。

調子に乗って、セミナーの内容を色々と紹介しちゃいましたが、セミナーの中身はもっともっと濃くなっております。
このセミナー、不定期ですが適時開催しておりますので、ご興味を持たれた皆さま、ぜひぜひご参加いただけると幸いです。
ご要望がありましたら、うーさん王子もご用意いたします(笑)

W 

前の記事 BLOGトップへ 次の記事
月別アーカイブ