BLOG 西精工の日常

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2021.10.05

リーダーシップ勉強会:幸せな人と幸せじゃない人の違い

先日、社長が講師をしてくださる「リーダーシップ勉強会」が開催されました。
ソーシャルディスタンスを確保して直接受講するプラス、リモートでも勉強会の様子が配信され、PCを通じて受講するというハイブリッド型の勉強会としています。

今回もよろしくお願いします!

まず冒頭では「第二領域への投資」という話から始めてくださいました。
(※第二領域:緊急ではないけど大切なこと)
社長は直近で、電動アシスト付き自転車を購入され、週末は自転車で眉山を上って運動しているそうです。
すごいスピードで目の前の景色が変わっていくので、すごく爽快なんだそうです。
「健康のため」や「勉強のため」に自己投資するのってすごく大切。
もちろん、人それぞれ「おさいふ事情」は違うので投資の仕方は様々ですが、自分の事情に合った「第二領域への投資」をすることの大切さを教えていただきました。

また、この「第二領域への投資」は個人だけでなく会社にとっても大切なこと。
会社が「社員教育にどれだけお金をかけているか」も大切です。
逆に、社員教育にお金をかけていない会社は無くなっていきます。
こういった社員教育は「やったからスグに成果になる」ものではありません。
もしかしたら何年も経ってから成果につながるものかもしれません。
つまり「未来への投資」なのです。
この「未来への投資」をたとえ不況下でもやり続け、第二領域を大切にするのが「いい会社」なのです。

けっして毎日8時間働くだけでは成長につながりません。
世の中のすばらしい経営者の方々は、皆さんすごい読書家なんだそうです。
本を読むと何が起こるのか?
それは自分の視野が広くなること。

また、自己投資はお金だけでなく、時間も投資対象です。
例えば釣りをするにしても、「そこまでやるのか?!」というくらい本気でしている人は、たいてい仕事をしても超本気で向き合います。
ランニングもそう。
「サブ3(フルマラソンを3時間以内で走る)を目指す!」など目標を持って本気で取り組んでいる人は、たいてい仕事も超本気です。
なぜか?
「仕事だから」とか「趣味だから」と、人間は器用に取り組み姿勢を使い分けできないもんです。
色々なところに、その人の「働く姿勢」が垣間見えるそうです。

ただ、何もかも「全部本気」だと疲れてしまいます。
時にはリラックスできる場面、やすらぎのひと時も必要です。

ここからが今回のメインテーマ!
今回は「幸せな人と幸せじゃない人との違い」について教えていただきます。

日本にあるたくさんの会社で、「幸せについて」勉強している会社は、そうそう無いと思います。
西精工では、このリーダーシップ勉強会で「幸せについて」がっつり学んでいます!
他国の人と比べると、日本人の宗教観は薄いほうだと思います。(近代の日本ね)
例えば、結婚式はチャペルだけど、お葬式は仏前だったり、クリスマスをお祝いして、お正月には神社に初詣とか。
それでも多くの日本人が規律よくまとまってこれたのは、「誰かのために」という利他の精神があったからなのかもしれません。

「考え方」や「大切にしたいこと」、これをみんなで共有することで人々はまとまることができるのです。
シンプルな例ですが、自分のチームの後輩が成長すると、先輩やリーダーにとっては幸せを感じます。

直近で、高校生を対象とした採用面接があったそうなんです。
その時に、面接に来てくれた高校生たちについて「特に何を見ていったか?
これを解説していただきました。

ん?でもこれ、書いてもいいのかな?
えっと、書きます(汗)

今回の高校生採用面接で特に確認していったのは、先ほど紹介した「利他の精神」と、もうひとつは「自己革新欲」なんだそうです。

この「自己革新欲」は、「なりたい自分」を思い描き、それに向けて「自分を変えていきたい!」という思いがあるのか?そして具合的に行動しているのか?
といった感じです。

ここで社長が入社2年目のわたなべくんに質問を投げ掛けます。
 「入社してから、ご両親に『(いい意味で)変わったな』と言われたことってある?」
の投げ掛けに、
 「ゴハンの時に『いただきます/ごちそうさま』を言うようになって、『変わったな』と言われました」
と、ステキな体験談を紹介してくれました。

このように、自分が変わることで、相手に影響を与えられると、嬉しい気持ちになります。
「自分の視点で見る」「自分のものさしで判断する」のではなく、相手の立場に立って物事を見ることで、受け止め幅が広くなります。

ここで改めて「幸せな人と幸せじゃない人の違い」について考えます。
「幸せだ」と感じる人は、
ひとつ目、「感謝できる人」です。
今あるものに「ありがたい」と思える人。
そんな人は、たとえマイナスなことが起こっても、横を見れば仲間がいることに気づきます。
そんな人は、お母さんが毎日作ってくれるゴハンに「ありがたいこと」って気づけます。

逆に、「あれがない」「これがない」と不平不満ばかり口にして、無いものばかり探している人は幸せにはなれません。
無いものねだりをするのではなく、今、自分にあるものを見る方が幸せなのです。

「幸せだ」と感じる人、ふたつ目は「人と比べない人」です。
西精工の行動規範には「低レベルと比べない」というのがあります。
社長が西精工に入ってすごく気になったことのひとつに、「あの人、やってないでー」と、出来ていない人と自分を必死に比べている人がいることだったそうです。
なので行動規範に「低レベルと比べない。比べるのは昨日までの自分」と入れたそうです。

また、自分よりも優れているなと思っている人に対しても、「どうせあの人は」と、自分が持っていないものに対して悲観するような比較もしないほうがいいです。

自分よりも優れているなと思った人には、「あの人のようになりたい」と、目指す姿に重ねて見た方が自分の成長につながります。
こういった「お手本となる人」「あこがれの人」という存在は自分の中に持っていた方がいいとのことです。

ラストは社員のレポートから。
前々回~前回と、「年収はどれくらいほしい?」と投げ掛けられたばんばん。
前々回は「500万円」と答えたのに、前回は「700万円」と、1カ月の間に「ほしい年収」が200万円もアップしました(笑)
ここで社長からは年収の全国水準や、徳島県内企業の賞与事情などを紹介していただきました。
お給料のことももちろん大切なこと。
だからこそ、「友達から聞いた」といったものではなく、きちんとした根拠のあるデータを知ることって大切です。

また、こんなレポートを紹介していただきました。
「西精工に入社する前、若い頃はダメな自分が嫌でした。でも、縁あって西精工に入社して「ありたい自分」に向き合えるようになりました。
これは、自分に関わってくれた全ての人のおかげです」
ステキなレポートです。

最後の感想、今回はちあきさんが当たります。
「今を『あたりまえ』と思うのではなく、感謝の気持ちを常に持てるようにします」
と感想を伝えてくれました。

ってことで、リーダーシップ勉強会でした。
社長、今回もありがとうございました!

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