BLOG 西精工の日常
教育 の記事一覧

2010/06/01 からあなたは累計 人目の訪問者です。

(本日は 番目のアクセスです。 また昨日は 人のご来場者がありました)

2026.09.22

リーダーシップ勉強会 その2

先日行われたリーダーシップ勉強会の紹介をしています。

「その1」では、今まで学んだことの復習を中心に紹介してきました。
「その2」では、新な学びを紹介していきます!

まずは「その1」で紹介してくださった、養老孟子氏の言葉から。

・教養とは、人の心が分かること
 この言葉は養老孟子氏が恩師から受け継いだ言葉なんだそうです。
 教養について考える上でとても本質的な言葉です。
 一般的に「教養がある人」っていうと、たくさん本を読んでいて、歴史や文化についてよく知っている。
 話題が豊富な人を想像しますよね。
 でも養老孟子氏はそこに疑問を投げ掛けています。
  「知識が多いことと、教養があることは同じではない」
 知識は「知っている」、一方、教養は「その知識を通じて人間を理解する力」なんだそうです。
 例えば、経済学を知っている人が会社の数字を理解することはできます。
 しかし業績が悪化した時、そこで働く社員が何を感じているのか?
 家族を抱えた社員がどんな不安を抱えているのか、まで想像するのは別の問題。
 歴史を知っている人は、過去に起きた出来事を説明できます。
 しかし、その時代を生きた人間が、何を恐れ、何を信じ、何を守ろうとしたのかまで想像するのは別の問題。
 つまり、教養とは「知っている」ことではなく、「知ったことで人間の見え方が変わること」なのかもしれません。

 養老孟子氏は別の本で、
  「知るということは、自分が変わること」
 とも言っています。

本を百冊読んで知識が百個増えるなら、それは「物知り」でしかありません。
 しかし一冊の本でも、今まで理解できなかった人の気持ちが少し分かるようになったら、
 それは「教養」になっているのです。

ただ、誤解してはいけないのは、「人の心が分かる」というのは、相手の意見に賛成することでも、
 相手の言うことを受け入れることでもありません。
 むしろ、「なぜこの人はそう考えるんだろう?」と、一度立ち止まれることだそうです。
 そこには、自分の価値観だけをものさしにしない姿勢があります。
 人間は、自分が理解できる範囲でしか世界を見ようとしません。
 自分の常識が世の中の常識になってしまっています。
 だからこそ教養とは、知識を増やすことだけでなく「自分のものの見方は限界がある」と知ることでもあります。
 
 今、何が危険かというと「SNS」!
 SNSはAIのアルゴリズムによって「あなたはこれが好きでしょ?」と小さい世界のことしか見せません。
 なので今、世界の色々な国で「子供にはSNS禁止!」が示唆されています。

 思想家の内田樹氏は、教養教育の役割を「自分自身をMAPすること」と表現しているそうです。
 MAP=地図の大切なところは、自分がどこにいるか?だけではありません。
 「自分が知らない場所がこれほどたくさんあるのか」ということに気づかせてくれるところです。

 教養のある人ほど、「自分は何でも知っている」とは考えません。
 「まだ自分には分からないこと、自分とは違う見方がある」と考えます。
 この「分からなさ」に耐える力こそが教養なのかもしれません。

 さらに社長が続けます。
 養老孟子氏の言われている教養とは、「人を一面的に見ない」「自分の尺度で判断しない」
 「その人の中にある、まだ見えていないものを想像する力」なのではないのかと。
 教養とは、「人を見る目」「人間として見るための力」なのだと。

ここで、養老孟子氏の著書から
 「ものがわかるということ」
という本を紹介していただきました。

この本に書かれている
 「知るとは自分が変わること」
について、その内容を紹介していただきました。

ちょっと長い文章なので、端折りめに紹介します。

教養とは、「身につくもの」である。
「応用が利く」というのは、身についたことでしか起こらない。
日本の教養教育がダメになったのは、「身につくこと」をしなくなったから。
技法を勉強しても、それは勉強家になるだけで、教養にはならない。
知識が増えても、行動に影響がなければ、それは現実にはなりません。

そして、知ることの本質について、こんな例を挙げられています。
 「自分が癌の告知を受けたら」

 「あなたは癌ですよ」
本人にしてみれば、これは「知る」ことです。
 「あなたは癌ですよ。せいぜいもって半年です」
そう言われたらどうなるか?
余命宣告され、それを納得した瞬間から、自分が変わります。
世間がそれまでとは違って見えます。
でも、世間が変わったのではなく、見ている自分が変わったのです。
つまり、「知る」とは「自分が変わること」なのです。

もうひとつは論語から。
 「朝(あした)に道を聞かば夕べに死すとも可なり」
一般的な解釈は、「朝、学問をすれば、夜には死んでもいい・・・学問はそれくらいありがたいものだ」です。
しかし養老孟子氏は違う解釈をしています。
学習すると「それまでの自分は何を考えていたんだ」と思うようになる。
前の自分が死ぬわけです。
 「学習をすることで、前の自分は死に、新しい自分が生まれる」
という解釈です。

ここまでで、お三方に感想をお聞きします。

まずは、さねちゃん。

続いて、わたなべさん、三人目は西課長です。

まず、さねちゃんからは、
 「一番印象的だったのが『自分が癌を告知されたら』の話でした。
  それと、『なぜその人がそう考えたのか』という質問も印象的です。
  朝礼での質問が苦手なので、そこを意識していきます」
とのことでした。

続いて、わたなべさんからは、
 「自分も『癌の例』が一番印象的でした。
  いざ自分が死ぬってなったら、死ぬ前に何かやっておこうってなると思います」
とのことでした。

西課長も「癌の例」は強烈に印象に残ったそうで、
 「知ることで行動が変わる、ということがよく分かりました。
  学ぶことで自分の見方が変わっていきます」
とのことでした。
社長から、
 「それを『他者理解』につなげたいよね」
と補足していただけました。

この後、社員みんなの前回のレポートを紹介していただきました。
こちらはごめんなさい・・・割愛しますが、
 ・お風呂でヒラメキ!それは常に脳が考えているから。
 ・とくしまマラソンでのネガティブなことを、仲間の一言が変えてくれた。
といった内容を紹介してくださいました。

最後に、お二方の感想を紹介!

まずは、もりうちくん。
もりうちくんからは、
 「仕事でミスをした時に『どうして出来ないんだ』と自分を責めてしまいます。
  ポジティブな感情を持てていません。
  ポジティブに考えることで、脳が勘違いできるようにしていきます」
とのことでした。

次は、いくさん。
いくさんからは
 「教養って大事やなって思いました。
  知ることは、自分が変わること、自分の見方が変わること、というのが印象に残っています。
  今こうやってリーダーシップ勉強会で学んでいることも、自分が変わるきっかけになっています。
  こういったことをチームメイトや家族と共有することで、もっと良くなっていきたいです」
とのことでした。

知ることは、自分が変わること!

ってことで、リーダーシップ勉強会の紹介でした!
社長、今回も勉強会ありがとうございました!

W 

2026.09.18

リーダーシップ勉強会 その1

先日、社長が講師をしてくださる「リーダーシップ勉強会」が行われました!
社長、今月もよろしくお願いいたします!

まずは、いつものように前回の「おさらい」をしてくださいました。
せっかくなので、ここでもちょこっと前回の「おさらい」を列記してきます。
※詳しくは、前回のリーダーシップ勉強会を紹介したブログ(2026.09.03~09.04)をご覧ください。

・感動脳に大切なのは意欲
 人は与えられた環境の中で創意工夫をします。サラリーマンも「どうすればうまくいくか」考え
 続けています。主婦の方も考えています。それら創造性の源になっているのが「意欲」です。
 「意欲」がなければ創造性は生まれません。
 脳の機能は「意欲」があれば向上していくのです。
 ひと昔前は「やる気」という精神論ととらえられていました。
 しかし「意欲」はけっして精神論ではなく、科学的根拠のあるものなのです。
 人間の脳は、「生きる」という現場の中で進化し、発展し続けています。
 その中で、何の意欲もなく、創造を止めてしまうと、脳の発達は止まってしまいます。
 意欲の無いところに創造はなく、創造の無いところに感動は無いのです。

・根拠のない自信でも、脳は自信を持つ
 脳は、前向きに生きている時には、前向きの働きをする。
 後ろ向きに生きている時には、後ろ向きの働きをするそうです。
 なので、たとえ根拠がなくても「大丈夫!」と自信を持つと、自信を持った脳が出来上がるそうです!

○感動は脳を進化させる

①男性脳と女性脳は違うのか?
 結論から言うと、男性脳と女性脳は違う。
  男性脳・・・論理的     女性脳・・・感情的、情緒的
 脳は、「左脳:論理的思考」「右脳:感情やイメージ」という働きがある。
 女性の脳は、この右脳と左脳とをつないでいる「脳梁」というのが太い。
 男性が考え事をする時、左脳に偏りがちだが、女性は、右脳と左脳をまんべんなく使っている。
 そして共感回路にも男女差がある。
 女性はある程度どんな時にも共感回路が働いているが、男性は社会的状況に合わせて共感回路をONにしたりOFFにしている。
 なのでナイチンゲールは敵味方関係なく、戦争で傷ついた兵士を治療したし、秩序を保つ人は男性が多かった。
 ただこれは、決まっているわけではなく、社会環境によって変わる。
 そこで、社長が社員の「5つの強み」の中で「共感性」の強みを持っている人の割合を調査。
 すると、女性社員:30%、男性社員:20%という差が出ました。

②人間は生まれつき優しさを持っている
 「優しさ」は育まれるのもでなく、脳の中に組み込まれている。
 人間の赤ちゃんは、生理的早産で生まれてくるため、体の機能が未発達。
 他の動物なら、生まれて数十分もすれば自分の力で立ち上がり、母親のお乳を探す。
 人間の赤ちゃんは他者の力を借りなければ生きていけない。
 そして成長した人間は、そんな赤ちゃんを「守りたい」といく気持ちを持つ。
 この本能的な気持ちが「優しさ」の原点。
 赤ちゃんは、人間の顔に似ているものに非常に強い関心を示す。
 それは、「他者がいないと自分が生きることができない」ということを知っている から。
 なので赤ちゃんは、他者の「優しさ」を本能的に要求する、という回路が出来上がっている。

 しかし現実の世界では、優しさのかけらもない行為が行われている。DVやイジメなど。
 これは、人間の脳の中にある「他人に優しくする」という本能を活かしきれていないから。
 どうすれば「優しさ」の回路を活性化できるのか?
 最も大切なのは、「他人の気持ちが分かる」というメカニズムを解き明かすこと。

③人の気持ちが分かるとは?
 人間ほど他者の気持ちが分かる存在は他にない。
 共感回路自体は他の動物の脳にも組み込まれてはいる。
 人間の脳は「見る」や「聞く」といった感覚は共有されにくい。
 同じものを見ても、その人がどう見えているかは分かりづらい。
 キレイな風景を見ても、空を見ているかもしれないし、山を見ているかもしれない。
 しかし「感情」というものは一瞬で伝わる。
 サッカーでゴールシーンがあると、スタジアム内にその興奮と喜びが一瞬で伝わる。
 ではその「感情」が伝わるならば、すなわち「分かり合える」ということなのか?
 同じ「感情」を共有すれば、人は優しくなれるのか? ・・・そんな単純ではない。
 単純ではないけど、それがベースになっていることは確か。

④人間関係の中で感動を味わう
 人は「感動が瞬時に伝わる」という共感回路を持ちながらも、なかなか他人を理解できない。
 それは人間にしか持ち得ない「ポーカーフェイス」という特性があるから。
 ポーカーフェイスがあると、お互いの気持ちが分かりあうことが難しくなる。
 他人の心は必ずしも見かけとは一致しない。
 これを理解しておかないと社会生活が成り立たない。
 「他人を思いやる気持ち」「お互いに分かり合おうとする気持ち」それは見かけとは違う。
 心の状態をいかに推測できるかが大切。この推測する力が高い人は人間関係構築力も高い。
 これは、以前学んだ「心の機微」にも通ずる。
 では、どうすれば「心の機微」を高められるか?
 そこに「感動」というものがある。
 人間関係の中で「感動」を味わうことが大切。
 西精工では、新入社員が配属されたら半年間、みんなが寄ってたかって関わります。
 正社員面接を控え、理念作文も書きます。

    係別面接の「一枚目」もそうです。
 そうすることで、人の気持ちが分かってくる。

⑤思いやりと学力は比例する
 相手の心を理解するには「ミラーニューロン」という神経細胞が深く関わってくる。
 これはおサルさんの脳にもあるが、おサルさんは相手の気持ちを推し量ることはできない。
 では、人とおサルさんの違いは?
 人間には「抽象的、論理的思考」が備わっている。これは「言語」によって生み出されている。
 人間は「言語」があるから考えるという作業ができる。
 悲しいはずなのにニコニコ笑っている・・・
 なぜそうなのかを推理するには、過去の体験や社会のことまで含めて総合的に考えないといけない。
 こういった思考は「言語」がなければできない。
 そしてこの「抽象的、論理的思考能力」は、いわゆる「学力」と比例している。
 一般的に「勉強ができる子=自分勝手で冷たい」というイメージ。
 しかし、思いやりある人間を育てるには、学力を身につけないといけない。
 ただし「学力=学校の成績」ではない。
 学校の成績は良くなかったけど、社会に出てからどんどん論理的思考を身につける人はいる。
 「抽象的、論理的思考」能力がついてきている人は共感性が高い。
 相手を思いやることができる。

 解剖学者の養老孟子さん(ベストセラー「バカの壁」の著者)は、
  「教養とは、他人の心が分かること」
 と言っています。
 「バカの壁」の本には、
  「人には【バカの壁】というものが誰にでもあって、その壁を取り除かないと人の気持ちは分からない」
 と記されている。

⑥ネガティブのメカニズム
 人間がかかえるネガティブな感情は、人間が進化する過程で役割を果たしてきたもの。
 未知のものに対する不安や恐怖、他者に対しての妬みや怒りは、生きるうえで必要不可欠なこと。
 ネガティブな感情を持つこと自体が悪いワケでない。
 しかし、ネガティブな思考は生きる力を奪っていく。
 では、負のスパイラルに陥ったら、どのようにして抜け出すか。
 脳の神経回路は、使えば使うほど強化される。
 数学者は数学に使う回路が強化される。小説家は、文章を書く回路が強化される。
 いつもクヨクヨしていたら、脳がそれを学習してしまう。クヨクヨが得意になってしまう。
 ネガティブな感情を引き起こすことがあれば、脳hがそれを記憶してしまう。
 そうなったら、ネガティブな感情を上回るほどのポジティブな感情を脳に送り込んでやればいい。
 しっかり反省したら、別の頭に切り替えること。人生は会社の仕事だけじゃない!と言い聞かせる。
 これは、日頃の訓練で必ず上手になる。切り替える瞬間をつくることを習慣にすること。

⑦夫婦のストレスを無くす方法
 これは夫婦だけでなく、リーダーとのストレス、後輩とのストレス、親子関係などに置き換えてもいい。
 人間関係の悩みは、その関係が深いほど大きくなる。
 親子でも夫婦でも、甘える気持ちがあり、つい感情的になってしまう。
 特に夫婦は元々他人同士なのに一緒に生活をしている。
 一方がネガティブな回路に落ちてしまうと、それが相手にも伝染し、修復が難しくなる。
 相手の欠点ばかりがクローズアップされてしまい、果てには離婚にまで発展するケースも。
 よく離婚の理由に「性格の不一致」とあるが、これは明らかにお互いがネガティブ脳に陥った結果。
  「元々他人なのだから、性格が一致するはずがない」
 これを前提と考えると楽になる。
 相手が自分と同じ欠点を持っていたら、こんな煩わしいことはない。
 常に自分の欠点を見せつけられることになり、息が詰まってしまう。
 これは夫婦関係だけでなく、仕事仲間でも通じる。
 大切なのは、
  「いちいち相手の欠点をきにしないこと」
 誰しも10や20の欠点はあるもの。多少の欠点には目をつぶること。
 小さな欠点ばかりに目を向けていたら、結局は脳が「欠点を探し回る」という回路になる。
 目につくもの全てが欠点に見えてくる。そうなったら、関係が崩れるのは当然。
 そうではなく、相手の長所を見るよう常に自分に言い聞かせること。
 そうすれば脳はどんどん長所を探し出し、欠点さえも長所に思えるようになる。

もうひとつは、ネガティブな感情の行き違いがあった時、すぐにそれを忘れること。
 ケンカした翌朝、何もなかったように明るく「おはよう」と言う。それで感情は収まる。

ここまで、前回までの復習を取りまとめました。

ここまででお二人に感想をいただきます。

一人目はおかべさん。
おかべさんは、
 「女性のほうが共感力が高いということでしたが、そうなのかなー?って思いました」
 「たしかに話を聞いてもらう時は女性に聞いてもらう時のほうが多いです。
  ただ、私はあまり相談されないので男性脳寄りなのかもしれません」
とのことでした。

二人目は、しまねぇさん。
しまねぇさんは、
 「心が落ち込むと、体も連動してしまいます。
  何かのきっかけで気持ちが上がると、体も変わってきます。
  脳がクヨクヨを学習しないように上書きが大切だと思いました」
とのことでした。

ちょっと長くなるので「その1」はここまで。
「その2」では、新しい学びを紹介していきまーす!

W 

2026.09.04

リーダーシップ勉強会 その2

先日行われたリーダーシップ勉強会の紹介をしています。

続いては、ひろっさんが指名されました!
ひろっさんが選んだのは・・・
 「①日本人とイタリア人の脳に違いはあるか?」
です!

さて、どんな話でしょうか?

日本人とイタリア人の脳に違いはあるのか。
人間には共通して、喜怒哀楽を含めた多種多様の感情を持っています。
ところが実際には、お国柄によってその表現の仕方は違ってきます。
例えばイタリア人はとても豊かな感情表現をします。
日本人から見れば大げさとも思えれるほど喜怒哀楽を激しく表します。
その差は何なのか?
もしかしたらイタリア人の脳の神経回路は日本人とは根本的に違うものか。

実は・・・
同じ人間である限り、日本人もイタリア人も中国人もアメリカ人もみんな脳のシステムは同じだそうです。

イタリア人が感情表現豊かなのは、「育つ環境」や「価値観」にあるんだそうです。
イタリアでは、豊かな感情表現を「良し」とされています。
心から喜んでいるのなら、その喜びを外に向かって表現する。
怒っているのなら、我慢せずに素直に怒りを出せばいい。
小さい頃からそういう環境に育つことによって感情の回路はどんどんと強化されていきます。

結果として感情豊かな人間が作られていくワケです。

一方、日本人はどちらかといえば感情を内に隠すことが美徳とされてきました。
直接的に感情を表に出すのは恥ずかしいことだと。
この考え方というのは脳科学から見れば感情の回路をできるだけ働かせるなということになります。
小さい頃からそういう育て方をすれば感情表現が貧弱になるのは当たり前です。

必ずしもオーバーアクションが良いとは言えませんが、せっかく備わっている感情の回路を鍛えることが大切。
自分の中の喜怒哀楽を上手にコントロールし、うまく付き合っていく。
マイナスの感情を少し押さえつつ、プラスの感情を豊かに表現していく。
特に感動したことに対しては、素直にそれを表現していく。

何もイタリア人の真似をする必要はありません。
日本人の美意識の中で自分たちに合った感情表現を身につけたいものです。

そして西精工には、毎日の朝礼があります。
朝礼の対話の中で、感情を表現していく機会があります。

次に指名されたのは、あんちゃん!

あんちゃんが選んだのは・・・
 「⑥夫婦のストレスを無くす方法」

すかさず社長がツッコミを入れます。
「このテーマ・・・夫婦はストレスがあることが前提だな」

人間関係の悩みというものは、一般的にその関係が深いものであればあるほど大きくなるものだそうです。
ビジネスにおいて、たまにしか会わない取引先の人とウマが合わなくても、たいしてストレスになりませんが、直属の上司とウマが合わないと、これは大きなストレスになります。
そういう意味からいえば、夫婦や肉親は、ヘタをすればものすごいストレスになる場合があります。
特に肉親同士は他人のような遠慮がないから、お互いの欠点をずけずけと言ってしまいがち。
甘えの気持ちもありますから、つい感情的になってしまうことも。
みなさんも身に覚えはないでしょうか?

夫婦の場合、元々は他人なのに日々一緒に生活しているワケですから、一方がネガティブ回路に陥ってしまえば、それが相手にも伝染し、お互いの欠点ばかりがクローズアップされてしまい、果ては離婚にまで発展するケースもあるそうです。
よく離婚の理由に「性格の不一致」と言われますが、元々が他人なのですから、そもそも性格が一致するはずがありません。それどころか、性格が一致なんてしていたら、こんなに煩わしいことはない。自分と同じ欠点を持っていたら、それを毎日見せつけられるのですから。

夫婦の間で一番大切なのは、「いちいち相手の欠点を気にしない」ということなんだそうです。

小さな欠点ばかりに目を向けていたら、脳が「欠点を探し回る脳」になってしまうんですって!

そうではなく、相手の長所を見つける「ポジティブな脳」を作ること。

もうひとつは、ネガティブな感情の行き違いが生じた時は、すぐにそれを忘れてしまうこと。
時にはケンカもするでしょう。それは当たり前のこと。
ただ、ケンカの後はお互いに忘れる努力をすることが大切なんだそうです。

最後は社長が「このテーマを伝えたい」というのを選んでいただきました。

社長が選んだのは・・・

「③人間は生まれつき優しさを持っている」

優しさというものは、人が生きていく上でとても大切なものです。逆の言い方をすれば、もしも人の心に優しさがなければ、社会というものは成り立たちません。互いを思いやり、助け合うからこそ、私たちは生きていけるのです。

この優しさというものはどのように育まれるものなのか。
実はこれは育まれるものではなく、脳の中にすでに組み込まれているものなんだそうです。
「すべての人間の中には優しさがある」それが基本です。

人間というのは生理的早産です。体の機能が未発達そのまま生まれてきます。
他の動物なら、生まれて数十分もすれば自分の足で立ち上がり、自力でお母さんのお乳を探します。
ところが、人間の赤ん坊は、自分の力では何一つできません。
他者の力を借りなければ成長できない存在なのです。

そして成長した人間は「赤ん坊を守ってあげたい」「世話をしてあげたい」という気持ちを持っています。
この本能的な気持ちこそが優しさの原点です。
生まれたばかりの赤ん坊は可愛い。
よちよちと歩いている赤ちゃんを見ると、思わわず顔がほころんでしまう。
そのように反応することが、もともと脳の中には組み込まれているわけです。

また、赤ん坊が可愛い表情をするのは、大人が助けてあげたいという気持ちになるように作られているからです。
そういう意味からすれば、優しさというものはすべての人間に備わっているものと言えます。

誰かに対して優しくしてあげたいと思う気持ち、誰かから優しくされたら嬉しい気持ちになる、それはごくごく当たり前のことです。社会や家庭の中で普通に育ち、普通に成長したならば、優しくなるのは当たり前のこと。
取り立てて優しい子に育ってほしいと願わなくても、人は自然に優しさを身につけていく生き物なのです。

しかし現実の社会では、優しさのかけらもないような行為が行われています。
誰かをいじめたりするというひどい行為は学校だけじゃなく、会社の中でもあるでしょう。
また、家庭の中では妻に対して暴力を振るったり、あるいは自分の子どもを虐待したり、そんな悲しいニュースが毎日のように流れています。
また積極的に他人を傷つけたりはしないけど、他人に対して優しくできないという人もたくさんいます。
優しくしたいのにそのやり方が分からないという人もいるでしょう。
それは、本来人間の脳の中にある「他人に優しくする」という本能を生かし切れていないからです。

その原因は一体どこにあるのか。
現代社会のどこかに、本能を壊すものが潜んでいるのか。

どうすれば優しさの回路を活性化することができるのでしょうか?
最も大切なことは、「他人の気持ちがわかる」というメカニズムを解き明かすことなんだそうです。

優しさというのは、基本的には人と人との関係の中から生まれるものなので、一方通行になったり、押しつけになっては何の意味もない。まずは相手の気持ちを理解することから始めなければなりません。
しかし、これを解き明かすことはとんでもなく難しいことで、脳科学における最大の研究のテーマの一つなんだとか!

人間ほど他者の気持ちが分かる、あるいは分かる可能性を持っている存在は他にいません。
人間以外の動物は、他の個体が何を考えているかということがわかりません。
チンパンジーやオラウンタンでさえもわかっていないだろうと言われています。

では、他の動物たちは全く他者との感情のやり取りがないと言えばそれは違います。
共感回路というものは人間だけではなく、他の動物の脳にも組み込まれています。
例えば他者が痛みを感じてるのを見て、自分も痛みを感じるような気がする。そういう感覚は人間のみならずほかの動物にもあります。例えば敵が近づいてきた時、一頭の個体が恐れて騒ぎ始める。すると、周りの個体も敵を認識したワケでもないのに、同じように騒ぎ始める。これが共感回路による行動だとされています。

脳の中の情報処理の中で見ると、「見る」とか「聞く」とかいう感覚に関するものは、意外と共有されにくいという性格を持っています。例えば他人が見ているものを全く同じように見ることはできません。その見え方というのは十人十色です。同じ音楽を聴いていても、その聞こえ方は全く違ったりする。従って、このような感覚的なものを全く同じように共有することはなかなか難しいと言えます。

ところが、「感情」というものは、一瞬の間に伝わる性格を持っています。
例えばサッカーで、応援しているチームがゴールを決めると、スタジアムにいる人たちは一瞬で「嬉しい!」という感情でひとつになれます。
これは感情というものが非常に伝わりやすい性格を持っているからなんですって!

ではこの感情が伝わるということが、すなわち分かり合えるということなのでしょうか。
同じ感情をさえ共有すれば、人は互いにやさしくなれるのでしょうか。

他人の気持ちがわかるというのは、それほど単純な図式ではないようです。ただ、この共感回路というものがベースになっていることは確かなんだそうです。

人が苦しんでいるのに、何とも思わぬほど共感回路が働かなければ、それは優しさとはかけ離れたものです。
今、もし人の気持ちが分からない人が増えているなら優しさが失われつつあるとしたら、それは共感回路の機能が低下しているからと言えるのかもしれません。

だから感動するものを共有する。

そして西精工には、感動を共有するしくみがあります。
毎日の朝礼での対話、私の一週間、ありがとうカードなど。

この後、社員みんなのレポートからも学びをいただきました!

最後に、みんなの感想を紹介!

まずは、よしみさん。
よしみさんからは、
「充実した生き方をしていくためには、意欲が必要であると学びました。
 直近で、不幸があったり、親の介護があり、家での対話では、マイナスなことが多かったです。
 これをポジティブに捉えられるようにしたいです」

続いて、しばやんリーダー。
しばやんリーダーからは、
「振り返ると、『分かっているつもり』にしていることが多いです。
 田舎に住んでいるのに、なかなか自然に触れることができていません。
 ボランティア活動などを通じて、自然を体感することを実践していきます」

脳の仕組みが見えてくると、色々な気づきや学びがあります!

ってことで、リーダーシップ勉強会の紹介でした!
社長、今回も勉強会ありがとうございました!

W 

2026.09.03

リーダーシップ勉強会 その1

先日、社長が講師をしてくださる「リーダーシップ勉強会」が行われました!
社長、今月もよろしくお願いいたします!

※今回は、ひとつにまとめるとボリュームがすごいことになるので、2回に分けて紹介します!
 (文字多めです)

まずは前回の「おさらい」をしてくださいました。
せっかくなので、ここでもちょこっと前回学んだことを列記してきます。
※詳しくは、前回のリーダーシップ勉強会を紹介したブログ(2026.07.09)をご覧ください。

・感動脳

1.「感動」のメカニズム
 ・意外性:予想外の出来事や、これまでの常識を覆すような新しい発見。
 ・懐かしさ:幼少期や青年期に心に深く刻み込まれ、その人の価値観、
        心のふるさとになっている原風景や情景。
 これら「意外性」と「懐かしさ」が組み合わされることで感動が生まれる。

2.感動するための心構え
 「心に余白を持たせること」
 常にスケジュールがいっぱいでは感動できません。
 心に余白がないと、感動を発見することはできません。
 心に余白があれば、たとえいつも通る道を歩いていても「新たな発見」をすることができる。

3.脳の活性化にいいこと2つ
 ①雑談を楽しむ
  相手の言葉に耳を傾け、臨機応変に反応することは脳に高度な処理を要求されます。
  そうすることで脳は活性化する。
 ②自ら体験する
  人から聞いたことを受け取るだけでなく、五感を使って体験することが脳の活性化につながります。
  アインシュタインはこう言ったそうです。
    「感動することを止めた人は、生きていないのと同じことである」

4.感動脳に大切なのは意欲
 人は与えられた環境の中で創意工夫をします。サラリーマンも「どうすればうまくいくか」考え
 続けています。主婦の方も考えています。それら創造性の源になっているのが「意欲」です。
 「意欲」がなければ創造性は生まれません。
 脳の機能は「意欲」があれば向上していくのです。
 ひと昔前は「やる気」という精神論ととらえられていました。
 しかし「意欲」はけっして精神論ではなく、科学的根拠のあるものなのです。
 人間の脳は、「生きる」という現場の中で進化し、発展し続けています。
 その中で、何の意欲もなく、創造を止めてしまうと、脳の発達は止まってしまいます。
 意欲の無いところに創造はなく、創造の無いところに感動は無いのです。

5.根拠のない自信でも、脳は自信を持つ
 脳は、前向きに生きている時には、前向きの働きをする。
 後ろ向きに生きている時には、後ろ向きの働きをするそうです。
 なので、たとえ根拠がなくても「大丈夫!」と自信を持つと、自信を持った脳が出来上がるそうです!

ここからが新しい学びです。

いきなりですが、社長から6つのテーマを紹介していただきました。

 ①日本人とイタリア人の脳に違いはあるか?
 ②男性脳と女性脳は違うのか?
 ③人間は生まれつき優しさを持っている。
 ④思いやりと学力は比例する。
 ⑤負のスパイラルから抜け出す方法。
 ⑥夫婦のストレスを無くす方法。

そして、「どれを取り上げるか選んでください!」とのこと(笑)
みなさんなら、どれを選びますか?

社長より指名されたさかいさんが選んだのは・・・
 「⑤負のスパイラルから抜け出す方法」

Wもめっちゃ知りたいです!

社長が解説してくださいます。

ネガティブな感情を持つこと自体は悪いことではありません。実際、人は不安や恐怖の心があるからこそ、危機から身を守ることができます。また、他者に対する恨みや怒りがあるからパワーが出ます。
ただ、負の感情に捕らわれ、負のスパイラルに陥ると、それは時に死に至らしめる要因になります。

では、どうすれば負のスパイラルから抜け出せるのか?
・・・その前に、「脳の仕組み」を知っておく必要があります。

脳の神経回路は、「使えば使うほど強化される」ようにできているそうです。
例えば数学者ならば、日々数学の問題を考え続けているので、数学に使う回路が強化されます。
毎日文章を書いている小説家は、文章を書く回路が活発に働くようになります。
そして、このメカニズムは同じようにネガティブな事象まで学習してしまうのです。
くよくよすることで、さらにくよくよ、が強化される。
脳のシステムとはそういうものであることをまずは認識しておくことが大切です。

それを踏まえて、じゃあどうすればいいのか?

ネガティブな感情を引き起こすことがあったら、それは脳の中に記憶として残されます。
「嫌なことは早く忘れた方がいいよ」と言われたところで、そう簡単に忘れる事などできません。
そこで、ネガティブな感情を上回るほどのポジティブな感情を脳の中に送り込んでやればいい。
負の感情自体は残っていても、それ以外の感情を強くすることによって負の感情を占める割合を小さくしていく。
負の感情があったことを忘れてしまうぐらいにその割合を減らしていけばいいのだそうです。

例えば、今日、会社の中で失敗をしてしまった。
上司にも叱られ、すっかり落ち込んでしまった。
それをくよくよと引きずっていたら、必ず翌日からの仕事にプラスにはなりません。
しっかり反省したら、あとは別の頭に切り替えることです。
会社帰りに飲みに行くのもいいでしょう。
その日は徹底して趣味に興じるのもいい。
あるいは家族と笑い合うのもいい。

要は、人生とは会社の仕事だけではないと脳に言い聞かせればいいのだそうです。
そしてこういう頭の切り替えは日頃の訓練で必ず上手になります。
また、我々の脳の中には負のスパイラルから抜け出す能力も組み込まれています。

以前にも社長は同じようなことを言われていました。

「嫌なことは起きます。ただ、よく思い返してみると、嫌なことだけではないはずです。
 嫌なことが起きた時、友人や家族が助けてくれませんでしたか?
 助けてくれた、というポジティブな記憶を強く思って記憶を上書き保存すればいい。
 そうすることで、ポジティブな思い出として記憶が上書きされます」

いやホント、同じことです。

続いては、ゆうこりんがテーマを選びます。

ゆうこりんが選んだのは・・・

「思いやりと学力は比例する」!

「ミラーニューロン」という神経細胞があります。これは、他人の心を理解する上で非常に重要な役割を果たしています。じゃあ「ミラーニューロン」さえあれば、相手の気持ちを読み取れるようになれるかといえば、そうではないそうです。
「ミラーニューロン」自体は、おサルさんの脳にもあるそうです。しかし、おサルさんには他者の気持ちを推し量ることはできません。

では、おサルさんと人間との大きな違いは何なのか?

それは、人間には「抽象的、論理的思考能力」が備わっているということだそうです。
ではこの「抽象的、論理的思考能力」は何によって生み出されているのか?
それが、おサルさんは持っていなくて、人間しか持っていないものによって生み出されているそうです。

ここで問題!

「抽象的、論理的思考能力」を生み出すことができる、おサルさんには持っていなくて、人間にだけ持っているものって何でしょうか?

ここで西常務が指名されました!

はい、西常務正解!

答えは・・・「言語」です。

おサルさんは「ごめんなさい!」なんて言わないですよね。
人間は、言語があるから「考える」という作業ができるんですって!

例えば、相手が悲しいはずなのにニコニコしてるとします。どうしてニコニコできるのか?を推理するためには、過去の体験や社会の状況などを総合的に考えないといけません。

 「そういえば自分にも同じようなことがあった」
 「今の状況を考慮すると、笑顔を作らざるを得ないのだろう」

といった感じに、相手の気持ちを推し量ることができます。
このようなことは「言語」というものがないと決してできません。

そしてこの「抽象的、論理的思考能力」は学力と比例しているんだそうです。
学問というものは基本的に論理的思考をなくしてはできません。
なので、いわゆる学力の高い人は「抽象的、論理的思考能能力」も高い。
つまりは他人の心を推理する能力も高いということになります。

これをまとめると、
 「他人の気持ちを思いやる能力は、(一般的な意味での)学力と深く関係する」
ということになります。

ともすれば、勉強のできる子って、どちらかと言えば自分勝手で冷たいというイメージがあるのも事実です。
なのでよく親や先生は、「少しぐらい勉強ができなくても、他人を思いやれる優しい人間になりなさい」って言ったりします。
でも、実は思いやりのある人間を育てるためには学力を身につけさせなければならない。
・・・というのが脳科学的な結論なんだそうです。

 

このテーマの最後に「ある文章」を紹介していただきました。
「その1」のラストに、その「ある文章」を紹介したいと思います。

余命半年のある教師が、息子に遺した言葉だそうです。

息子が言います。「なんで勉強なんかしなきゃいけないの?」

教師の母親はこう答えました。

ここに水の入ったコップがあるでしょ。

算数を学べば、この中に200mlの水があると数字で見えるようになる。

理科を学べば、この水は、水素と酸素からできているということが分かるようになる。

社会を学べば、この水がどこから来たのかが分かるようになる。
 そして世界には、この水さえ飲むことができない人たちがいることを知れる。

美術を学べば、この水の反射を、キレイに描くことができるようになる。

音楽を学べば、同じコップでも、水の量で音が変わることに気づける。

技術を学べば、このコップが、どんな素材で、なぜ漏れないかが分かる。

保健体育を学べば、この水がどのようにして健康を支えているかが分かる。

道徳を学べば、この水を誰かと分け合う思いやりの大切さに気づける。

国語を学べば、この話の全部の意味を正しく理解できるようになる。

英語を学べば、この話を世界中の人と分かち合えるようになる。

・・・でも、もし何も学ばなかったら、このコップの中にあるのは「ただの水」で終わる。

だから勉強するのよ。
この世界を「ただ見ているだけの世界」で終わらせないためにね。

教養の大切さを思い知らされます。

ってことで「その1」はここまで。
明日の「その2」で続きを紹介します!
ぜひ明日もご覧ください!

W 

2026.07.09

リーダーシップ勉強会:感動は脳を活性化させる!

先日、社長が講師をしてくださる「リーダーシップ勉強会」が行われました!
社長、今月もよろしくお願いいたします!

まずは前回の「おさらい」をしてくださいました。
せっかくなので、ここでもちょこっと前回学んだことを列記してきます。
※詳しくは、前回のリーダーシップ勉強会を紹介したブログ(2026.04.28)をご覧ください。

・生きがいとデジタルの関係
 スマホを代表としたデジタル機器は「使い方次第」。
 「子供がスマホを持つ年齢」と「幸福感」、「勉強の成績」とに因果関係は無かった!
 デジタルも使い方次第で、創造的に活用することは可能。
 ただ、スマホを長時間見ることは、脳に大きな負担を掛けているので、時には「デジタル・デトックス」が必要。
 世の中はLINEやメールのような「非同期コミュニケーション」にシフトしている。
 なので「返事ができるタイミングで開ける」ことで、自らの選択肢で情報を入手できます。

・メタ認知とその鍛え方
 時には「過去を振り返る」ことが生きがいを見つけるヒントになります。
 そのための自己客観視を「メタ認知」といいます。「メタ認知」で人生に意味を見出せます。

【「メタ認知」が高い人】
 ・冷静に対処できる。
 ・柔軟なコミュニケーションがとれる。
 ・失敗を反省し、改善が出来る。
 ・強みと弱みを知っている。
 ・物事の本質を捉えるのが得意。

【「メタ認知」が低い人】
 ・感情的になって、冷静に判断できなくなる。
 ・他責思考に陥りがち。
 ・同じミスを繰り返す。

 →どうすれば「メタ認知」を鍛えられるのか?
 ・文章を書く。
  ①出来事、事実を書く。
  ②感情:自分がどんな感情になったか?を書く。
  ③認知:どう捉えたか、どう考えたか?を書く。
  ④行動:①~③を踏まえ、どう行動するか?を書く。
  ⑤他者からの視点:「○○さんならどうするだろう?」も取り入れる。
 ・具体的な目標を設定する。
  西精工では、ミッションステートメントや目標シートがこれに当たる。

ここから新しいお話。

まずは、社長が「もしドラ」の著者:岩崎夏海氏とお話をした時、岩崎氏が「AI」について話してくださったことについて紹介していただきました。

今や誰でも利用できるようになった「AI」。
「チャットGPT」や「Gemini」といった生成AIは、利用されている方も多いかと思います。

ってことで、
「生成AIを使っている人、手を挙げて~!」
ってしたら、半分くらいのかが手を挙げたみたい。

少し前、某プロ野球球団の監督が娘さんとモメた事件がありましたよね。
この事件では「生成AI」がカギになっています。
もしお父さんとモメた娘さんが「自分はどうありたいか?」を生成AIに示していれば、児童相談所に連絡することもなかったのかもしれない、と言われたそうです。

生成AIとうまく付き合っていく上で大切なのが「知識力」「質問力」なんだそうです。
生成AIに質問をする際、学力や教養がないと、上辺だけの回答しか返ってこない。
生成AIに本質的な回答をさせるためには、質問するほうが学力や知識、教養を身につけておくことが大切とのこと。「質問力」は、こういった色々なものを持っていないと高まらないそうです。

つまり、これ生成AIが活躍する世の中において、ますます「勉強している人/勉強していない人」の差が広がっていくと言われました。

やましたさんからは、

「あらためて生成AIへの質問の仕方が大事だと思いました。そのためには活字が大事だと思いました」
との感想をいただきました。

いやホント、Wも生成AIに質問をすることがありますが、「いやいや、そんなことを尋ねとらんよ!」となることが多々あります。
Wも質問力を磨かないと(汗)

続いては、新しい本から「感動脳」ということについて解説をしていただきました。

私たちの脳は、約1千億個もの神経細胞でできているそうです。
そして脳は、感動することで活発に結びついて、全体の機能が向上します。
そして感動は、行動意欲に結びついています。

ここで「感動」のメカニズムを解説していただきました。

・意外性:予想外の出来事や、これまでの常識を覆すような新しい発見。

・懐かしさ:幼少期や青年期に心に深く刻み込まれ、その人の価値観、心のふるさとに
       なっている風景や情景。

これら「意外性」と「懐かしさ」が組み合わされることで感動が生まれるのだそうです。

それでは、「感動」するためにはどうすればいいのか?
続いては「感動するための心構え」を解説していただきました。

それは、「心に余白を持たせること」。
常にスケジュールがいっぱいでは感動できません。
心に余白がないと、感動を発見することはできません。
心に余白があれば、たとえいつも通る道を歩いていても「新たな発見」をすることができます。

「脳の活性化にいいこと2つ」も教えていただきました。

ひとつ目は、「雑談を楽しむ」。
相手の言葉に耳を傾け、臨機応変に反応することは脳に高度な処理を要求されます。
そうすることで脳は活性化するそうです。

ふたつ目は、「自ら体験する」。
人から聞いたことを受け取るだけでなく、五感を使って体験することが脳の活性化につながります。
アインシュタインはこう言ったそうです。
 「感動することを止めた人は、生きていないのと同じことである」

ちょっと盛りだくさんでごめんなさい。

続いては「感動脳に大切なのは意欲」。
人は与えられた環境の中で創意工夫をします。サラリーマンも「どうすればうまくいくか」考え続けています。主婦の方も考えています。それら創造性の源になっているのが「意欲」です。
「意欲」がなければ創造性は生まれません。
脳の機能は「意欲」があれば向上していくのです。
ひと昔前は「やる気」という精神論ととらえられていました。
しかし「意欲」はけっして精神論ではなく、科学的根拠のあるものなのです。
人間の脳は、「生きる」という現場の中で進化し、発展し続けています。
その中で、何の意欲もなく、創造を止めてしまうと、脳の発達は止まってしまいます。
意欲の無いところに創造はなく、創造の無いところに感動は無いのです。

こんなことも話していただきました。

「根拠のない自信でも、脳は自信を持つ」

脳は、前向きに生きている時には、前向きの働きをする。
後ろ向きに生きている時には、後ろ向きの働きをするそうです。

なので、たとえ根拠がなくても「大丈夫!」と自信を持つと、自信を持った脳が出来上がるそうです!

この後、社員が書いたレポートも紹介いただきました!

最後、数名の方に感想を聞いていきます。

まずは、かずおちゃん!
かずおちゃんからは、
「年をとってきて、なかなかチャレンジができていません。自分の知識を高めるためにも、チャレンジをしていきたいです」
との感想でした!

次は、コージーリーダー。
コージーリーダーからは、
「レポート紹介されたのは自分の係のリーダーです。彼(レポートでネガティブなことをポジティブ変換したことを書かれていました)は、機械稼働に対して危機感を持っており、ポジティブに意欲を高めたことで行動が変わりました」
と、常にメンバーの思考や行動を洞察していることが伝わるコメントをしてくれました!
すげー!

次は、やまちゃん。
やまちゃんからは、
「自分のデスクが散らかっていることがあり、人が見たらどう思うだろう・・・と考えました。いつ誰が来ても、職場をキレイにしておかないといけないと反省しました」
とのことでした。

続いて、なかはらさん。
なかはらさんからは、
「私の強みに【収集心】があります。それを輝かせ、色んな事に興味を持って仕事をしていきます」
と、感想を伝えていただきました。

ラストは、めぐめぐ。
めぐめぐからは、
「色々なことにチャレンジさせていただけるのは、相手が『あなたならできる』と思ってくれているから。私は『根拠なき自信』を持てないですが、相手を信じることで、自分にも自信を持つことができると思いました」
と、なんとも「めぐめぐらしさ」が伝わるコメントでした!

ってことで、リーダーシップ勉強会の紹介でした!
社長、今回も勉強会ありがとうございました!

W 

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