BLOG 西精工の日常
BLOG の記事一覧

2010/06/01 からあなたは累計 人目の訪問者です。

(本日は 番目のアクセスです。 また昨日は 人のご来場者がありました)

2022.07.26

工作係新人紹介①

工作係に配属になった新入社員を紹介させていただきたいと思います!
今年は2人入ってくれて、まずは一人目、くめくんをご紹介させてください!!

配属先は4班。
「焼入れ」と呼ばれている工程です。
←こういった工具を高温で焼くことで更に
硬い金属へと変化させます。

上の工具を高温に焼く機械がこちら。
「炉」と言います。→
もう、近づくだけでとっても熱いってわかる!

私たちが使っている「炉」は「電気炉」というもので、文字通り電気で温度を制御します。
(制御盤は大人の事情でナットくんが隠しています)

炉の中は超高温!
フタを開けると一気に熱波が押し寄せます!
とても正面から直視できないくらいの熱波です!

さあ、早速、熱処理した工具を取り出すくめくん。
炉から安全に工具を取り出すために、決められた防護具を装着し、これまた決められた道具を使って工具を取り出します。
きちんとルールを守って、正しく作業することで、安全に業務はできるのですが、やっぱり熱波&炉の光で最初はびびってしまうもの。
そうなんです。びびっていいんです。
びびるからこそ、安全に仕事が出来るんです。
注意すべきは「調子ぶっこくこと」!
調子ぶっこきNGです!

熱処理には「焼入れ」「焼きなまし」「焼きならし」など、色々な種類がありますが、ここで行っているのは「焼入れ」です。
高温に焼いた品物を急速に冷却することで、金属組織が変化して、すっごく硬くなるんです!
ってことで、炉から出した真っ赤な工具を冷却専用の油にドボン!
一瞬、炎が出て、これまたびびります。
これは初めて見る人、本当にびっくりします。
でもご安心ください。すぐに炎は消えます。
6月に配属されたくめくん、さすがに1カ月修行しているだけあって、けっこう冷静に、そしてスピーディーに作業できています。

一見すると豪快な作業風景ですが、実はすごく「繊細さ」が求められる工程なんです!

くめくんの仕事っぷりを後ろで見ていた先輩が、満を持して指導します。
先輩は「まだまだ目が離せんわー」って、嬉しそうに話してくれました(^-^)
ガンガン先輩の持ってる技術や知識をたたき込んでくださいね!!

「まだまだ学ぶことが多くて、先輩の領域にはほど遠いですが、早く一人前になって、皆さんの役に立ちたいです!」
と、くめくん。

これからのくめくんの成長がとっても楽しみです♪

M 

2022.07.25

土成第1工場:第四期工場棟

先日の社員ブログで、新しく建設された「土成第2工場」の紹介をさせていただきました。
(すごくステキな工場なので、ぜひ7/14と7/15の社員ブログも見てください!)

今日の社員ブログは「土成第1工場」の紹介です!

コチラは既存の「土成第1工場」。
以前は「土成工場」でしたが、「第2工場」ができたので「土成第1工場」に名前が変わりました。

(←、↓)の写真は、4/25の社員ブログで紹介した写真。
現在、土成第1工場でも新たな工場棟を建設しています。
4回目に建設している工場なので「第四期工場」と現在は仮称しています。

そして、ここからが新しく紹介する写真。
鉄骨は東端まで仕上がりました!
工場の南側、窓のサッシが壁面に組み込まれています。

そして床面。
コンクリートを流し込む前の鉄筋が張り巡らされているのがわかります。
下の写真、右側は工場横の部屋や倉庫になる予定です。

一部分はすでにコンクリートが打たれ、フラットな床面が出来上がっています。
この第四期工場も、第2工場に負けず劣らず、広く感じます。
(生産設備が設置されると印象は変わってくるんでしょうね)

コチラの第四期工場(仮)は、今秋完成予定。
第四期工場(仮)の完成もめっちゃ楽しみです!

W 

2022.07.22

リーダーシップ勉強会 その2:あなたのチームは安全?

社長が講師をしてくださっている「リーダーシップ勉強会」を紹介しています!
今回は、直近で学んだことの「おさらい」をしていただいています。
昨日の「その1」では、「対話の技術」から「コーチング」「カウンセリング」について紹介させていただきました。
(まだ見られていない方は、昨日の社員ブログもぜひぜひご覧ください!)

ではでは、続きです!

人は「安全基地」があると、挑戦意欲がわいてくるそうです。
挑戦をすると、時には傷つくこともあります。
でも、「ここは安全」という安全基地があるとがんばれるんです。
この「安全基地」は、時に「場所」であり、時に「人」、時に「組織」だったりします。
特に一日の多くを過ごす職場が「安全基地」でないと、それはしんどい毎日になるってもんです。
(Googleが調査した「プロジェクト・アリストテレス」でも、生産性の高いチームには「心理的安全性がある」と説いています)

また、前回のリーダーシップ勉強会で紹介してくださった本、
 「セキュアベース・リーダーシップ」
の中で紹介されている「すばらしいチームが持っている9つの特性」もおさらいしてくださいました。
つまり上記の「安全基地」を築くために大切なこと9つです。
 ①冷静でいる。
 ②人として受け入れる。
 ③可能性を見通す。
 ④傾聴し、質問をする。
 ⑤力強いメッセージを発信する。
 ⑥プラス面にフォーカスする。
 ⑦リスクを取るように促す。
 ⑧内発的動機で動かす。
 ⑨いつでも話せることを示す。
これらをチームで大切にすることで「安全基地」を築くことが出来、それをベースとしてチャレンジャブルな行動を取り易くなります。

勉強会後半では、いつものように社員のレポートからも学びを得ます。
さすがに全部は紹介できないので、いくつかをかいつまんでの紹介です!
どれも具体的で泥くさいレポートだけに、色々な学びや気づきをいただけます。

ある人は、ご家庭でヨメさんが職場のグチをこぼすそうです。
そしていつも「どう思う?」と尋ねられるそうです。
それがすごく多いので、その人はついついイライラしてしまうそうです。
これって、けっこう同じ体験をされている方もいるのでは?
このレポートに対して、社長がアドバイスをしてくださいます。
奥さんが投げ掛ける「どう思う?」は、本当に「どう思っているのか」を聞いているワケではなく、「私に共感してよ」と言っているんだそうです。
こういう時に役立つカウンセリングのやり方がコチラ。
 ①カベになる。・・・あいづちを打つ、オウム返しする、述語的会話、趣旨をまとめる。
   「あなたはこう思ったんだね」「つまり、こういうことだね」と投げ掛けられたことをくり返す。
   そうすることで、奥さんの頭の中が整理されるそうです。
 ②映像化する。
 ③相手の感情に共感する。
   「そりゃイライラもするよねー」
 ④相手の信念や価値観に共感する。
   「いつもあなたはこれにこだわっているもんね」
 ⑤提案する。

こんな人も。
西精工には、「ありがとうカード」という感謝を伝えるカードがあります。
以前、この人は「ありがとうカードを書かないと・・・」と、どこかに「やらされ感」があったそうです。
でも、ある時に気づいたそうです。
「ありがとう」を伝えることで、自分自身を受け入れられることに。
社長がさらに解説してくださいます。
「幸せな人」とは、「ありがとう」をたくさんあげられた人。
「求める人」ではなく、「与える人」が幸せなんです。

全部を紹介しちゃうと「その10」とかなっちゃうので、紹介はこのあたりにしておきます。
最後に3人から今回の勉強会の感想や質問をもらい、社長よりアドバイスをいただいてリーダーシップ勉強会が終了となりました。

社長、今回も大切な気づきや学びをありがとうございました!

W 

2022.07.21

リーダーシップ勉強会 その1:対話の技術

先日、社長が講師をしてくださる、「リーダーシップ勉強会」がオンライン形式で開催されました!
社長、今回もよろしくお願いいたします!

冒頭で改めて社長より、この「リーダーシップ勉強会」の目的を説明してくださいました。
この「リーダーシップ勉強会」は、「幸せ」を基軸にした勉強会です。
また、この勉強会を機会としいて、「幸せ」を目指して行動を変えていくことが、ひいてはものづくりにおいても品質や安全につながっていきます。

今回の勉強会は、直近で教えてくださったことの「おさらい」を中心に説明してくださいました。
まずは「対話の技術」について。
対話には3つのカテゴリーがあり、目的に合わせて、これら3つを使い分けていくことが大切です。
その3つのカテゴリーが、
 ①コーチング
 ②ティーチング
 ③カウンセリング
です。

西精工の朝礼はまさに「コーチング」の場。
相手に気づいてもらい、行動の機会にまでつなげていきます。
では、どうすればそういったコーチングができるのか?
2つのポイントを教えてくださいます。

ひとつは「質問力」。
シンプルな投げ掛けです・・・「なんで?」。
 「どうしてそう思ったの?」
 「なんでそうった行動がとれたの?」
よく物事の真因をつかむために「5ナゼ:5回なぜなぜをくり返す」というのがあります。
そんな感じで、「聴き手」が「なんで?」と質問をすること。

もうひとつが「傾聴力」。
でも、ただ単に「相手の話を聴く」のではありません。
相手に関心を持ち、相手の気持ちに共感することを伴った「聴く」です。
例えば「自分には【青】に見えるのに、相手は【赤】と認識している」とします。
その時に、
「あなたには赤に見えるんですね」
と共感すると共に、「どうしてこの人には【赤】に見えるんだろう?」
と、その人の背景や思考に思いを寄せることです。
皆さん、「自分のメガネ」を通して相手を見てしまっていませんか?

また、「対話をする」というのは、「すり合わせをする」ということでもあります。
相手と自分と意見を共有する。
 「こうですよね」
こうすることで、お互いに「win-win」を形成します。

ところが!
なかなかこの「すり合わせ」ができないのが、国と国との対話です。
それぞれ、歴史観や価値観が違う「国と国」。
よく新聞の記事になったりもしますよね。
このように「すり合わせできない」時にはどうすればいいでしょうか?

すり合わせ出来ない時、よく国同士で行われるのが「棚上げ」。
この「棚上げ」、夫婦の間でも大切なこと!
いちいち「この件はあなたが悪い」なんて責任追及をしていたら、とてつもなくギスギスした夫婦関係になりそうですね(汗)
よく国同士の話し合いでも「歴史問題は一旦棚上げして、前向きな話し合いをした」なんてありますよね。

では、カウンセリングはどうでしょう。
カウンセリングでは、
 ・ひたすら共感する。
 ・時々質問をする。
がポイントなんだそうです。
なぜそれが有効なのか?
それは「相手に話をしてもらう」ことこそが大切だからです。

この「話す」や「書く」という行為は、自分の頭の中を整理するのにすごく有効です。
(頭の中が整理されていないと、しゃべりが支離滅裂になりますよね)
混乱した頭の中を、誰かに話すことで思考を整理することができると、
 「あれ、よくよく考えてみると、どうでもいいことだった」
 「人に話をしたら、心が落ち着いた」
となることもあります。
これがカウンセリングの効果です。
一人で抱え込んで悩むよりも、誰かに話を聴いてもらうことって大事です。

ちょっと長くなってきたので、「その1」はここまで!
続きは「その2」で紹介します。
ぜひぜひ明日もご覧いただけると嬉しいです!

W 

2022.07.20

まさきくんのフォークリフト安全教育!

こんにちは。今日は総務課からお送りします。
だんだんと気温や湿度が上がり、むしむししている日々が続いていますね。。
こういう時期に水分補給をキチンとしていなければ熱中症になってしまいます。
マスクをつけていると水分補給の頻度が比較的少なくなる傾向があるようです。
十分に気をつけて、夏を迎えましょう!!

さてさて、4/1から新入社員として西精工の庶務担当に仲間入りした、まさきくん。
普段は、土成工場にてお掃除やごみ収集等を担当してくれています。
そんな彼が安全・安心にお仕事ができるように、成型3係の方々と連携し安全教育を実施しました!

…と、その前にまずは、旋削係のメンバーと「創業の精神」「経営理念」の唱和をします。

右ヨシ!左ヨシ!
今日も一日ゼロ災でいこう!ヨシ!

指差呼称もビシッと決まりました!
さあ今から今日の安全勉強会をしてくださるはしもと係長とわきもとさんのところへ向かいます!!

今回は、まさきくんと同期で4/1に入社し、6/1から成型3係に正式配属となったルーキー、ザキも参画!
先輩のあかしさんやわたなべ主任、おくさん、私(ゆうこりん)も駆けつけ、一緒に勉強させていただきました。

いつもフォークリフトで製品などの運搬を担当しているわきもと先生。そんなわきもと先生から、フォークリフトの安全についてを教えていただきました。

フォークリフトの側を通るときには、最低2メートル離れたところを通ること。
フォークリフトがバックする時は、青いライトがバックする方向の地面を照らします。
歩行者はこの青いライトを目印に動く方向を理解し、安易に近づかないように注意します。

また、フォークリフトが動いている時は、右の写真の赤い○で囲っている黄色のパトライトが光ります。

まさきくんをはじめみんな食い入るように説明を聞いています。興味深々のご様子。

フォークリフトが曲がる時は、自動車と違ってお尻が左右に大きく振れてきます。
その分も考えて離れていないととても危険です。

また、フォークリフトには荷物を運ぶための長い爪がついているので、離れているつもりでも爪にあたってしまう恐れも。
みんなでこのような危険性を含めた気をつけるポイントをしっかり学びました!

運転者によってどれだけ周りが見えにくい状態で運転しているかを体感する為に、まさきくんには停めているフォークリフトに乗ってもらいました!
機械の陰から急に人がでてくることがどれだけ危険か、わきもと先生が再現してくれました。

運転者が見えにくい状態で運転していることをしっかり理解できたまさきくん。

フォークリフトの側を歩くときは、歩行者のまさきくんも、運転者もお互いに気をつけ合うことが必要ですね。

実際に荷物を持った状態のフォークリフトの視界は荷物を持っていない時よりも更に悪いのです。
その状態もまさきくんには体験してもらいました!
(※もちろんフォークリフトは停まっています)

ご覧の通り、前がほとんど見えません。このような前が見えにくい状態ではバック走行が基本のフォークリフトですが、状況によっては前進しないといけないときもあります。

だからこそ、運転者と歩行者がお互いにアイコンタクトで存在を認識しあうことが大切かがわかります!!

今回学んだことを整理します。
フォークリフトの近くを通るときは
・2メートル以上離れること!
・必ず運転者と歩行者、お互いの存在を認識しあうこと!
・ライト等で進行方向を確認すること!
が大切であることが分かりました。

これでまさきくんは更に安全に仕事をすることができるようになりました!
これからもみんなで安全第一でファインパーツを創造していきましょう!!

今回フォークリフトの安全について教えて下さった、わきもと先生をはじめ、成型3係の皆様、ありがとうございました。

月別アーカイブ