BLOG 西精工の日常

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2022.12.30

年末年始ブログ その2:「死ぬまでにやりたいこと」実践!

西精工では、12月29日から年明け1月4日までの7日間、年末年始の連休をいただいています。
でもでも、例によってこの社員ブログは休みません!
連休恒例の連休ブログをお届けしています!

今回はWのミッション・ステートメントに記述している「死ぬまでにやりたいこと」の実践です。
えっと、社員ブログらしからぬ、ほぼWの自己満足ブログになっているのでご了承ください。

コチラがWのミッション・ステートメントに書いてある「死ぬまでにやりたいこと」。
 「2025年までに、鹿児島県知覧で特攻隊慰霊碑に花を捧げて、英霊に手を合わせる」
としています。

鹿児島県への行き方を何度も調べましたが、かなり遠い!
マジで遠いのです!
でも「実現させたい!」と思っていると、神様からチャンスをいただきました。
昨日の連休ブログで紹介させていただいた「九州ベンチマーク視察ツアー」です。
都合がいいことに、視察ツアーの翌日は土曜日でお休み。
そこで、視察ツアー後、Wは鹿児島県に留まらせていただきました。

晩ごはんは「鹿児島ラーメン」(笑)
豚骨ラーメンですが、博多の豚骨ラーメンとはちょっと味が違うそうです。
(インターネットで調べた受け売り)

翌早朝、鹿児島中央駅からバスで知覧へ。
桜島を見ながら南下していきます。
約1時間20分、バスに揺られてようやく知覧に到着です。
めっちゃ遠かったのですが、特攻のために知覧に行った兵隊さんたちもこうやってバスに揺られたのかな、と思いを馳せます。

気合いを入れて朝一番のバスで来たので、一番行きたい「特攻平和会館」の開館はまだ。
周辺にも色々な物があるので、それらを見て回ります。

まずは「給水塔」。
古くなって傾いています(もちろん補強済み)。

ここは「弾薬庫」。
訓練に使う弾薬が保管されていたそうです。
アメリカ軍の戦闘機から攻撃を受け、カベに銃弾の跡が生々しく残っています。
こういうのを見ると、「日本が戦争をした」というのが、けっして歴史の教科書の話じゃなく、約80年前の現実であることを思い知らされます。

そして「特攻平和会館」へ。
まだ中には入れないので周辺を散策します。
映画の撮影で使われた「隼(はやぶさ)」のレプリカが展示されています。
※ちょっとウンチク。
当時の海軍主力戦闘機はいわゆる「ゼロ戦」、零式戦闘機で、この隼は陸軍の主力戦闘機、一式戦闘機です。
知覧は陸軍の基地でした。

これは「三角兵舎」のレプリカ。
特攻に向かうパイロットたちが寝泊まりした兵舎です。
敵に見つかりにくいように、木々の間に半地下で設置されていたそうです。

兵舎だけに、中は簡素な物。
ここでパイロットたちは寄せ書きしたり、遺書を書いたそうです。
夜中、泣いている人もいたそうです。(そりゃ泣くって・・・)

そしていよいよ「特攻平和会館」へ。
「特攻平和会館」の中は当然撮影禁止なのですが、この零式戦闘機は撮影してもいい展示物でした。
(これは海軍の戦闘機)
会館の中には特攻で亡くなった方々の遺書や遺品がたくさん展示されています。
涙が止まりません。
涙で展示物が見えなくなります。

特攻のために知覧を飛び立ったパイロットたちが、どんな気持ちで飛び立ったのか?
彼らはどんな人たちだったのか?
なぜ死ななければいけなかったのか?
色んなことを考えさせられました。

そして。
英霊たちの鎮魂のための観音堂へ。
花は捧げることはできませんでしたが、お線香をたいて、英霊に手を合わせました。
私の「死ぬまでにやりたいこと」のひとつを実行することが出来ました。

この知覧、「特攻平和会館」訪問は、私にとって一生の思い出となりました。
ミッションステートメントの「死ぬまでにやりたいこと」に書いたから、実現することができました。
西精工社員のみんな、せっかく書いた「死ぬまでにやりたいこと」、ぜひぜひ実現させていこうぜ!

ってことで、今回はかなり私的な内容で済みませんでした。
いよいよ明日は大みそか!
明日の連休ブログもぜひぜひご覧ください。

W 

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