BLOG 西精工の日常

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2020.08.28

リーダーシップ勉強会:あなたの正義、それ正しい?

先日、社長が講師をしてくださる「リーダーシップ勉強会」が本社で行われました!
まずはみんなで元気にごあいさつ!

今回のリーダーシップ勉強会では飛沫防止スクリーンが設置されました。
「with コロナ」の新アイテムです!
それまでは社長、マスクをされたまましゃべっていたのですが、これがホント大変!
けっこう酸欠になります。
このスクリーンがあれば大丈夫!
ただ、角度によっては社長が光の反射で消えちゃうのです・・・。

今回もまずは新型コロナのことからお話いただきます。
今回は「致知」という冊子に載っている、ある一文を紹介してくださいます。
江戸時代、水戸藩の儒学者である藤田東湖が幕末の偉人、吉田松陰に授けた言葉です。

 「国難襲来す。国家の大事といえども深憂するに足らず。
  深憂とすべきは人心の正氣の足らざるにあり」

ここで言う「国難」とは、歴史の授業でも学ぶ「黒船来航」のこと。
ペリーなるアメリカ人がやって来て、「鎖国を止めないと暴れるよ」みたいなことを要求してきます。
時の政府である徳川幕府を揺るがす大事件です!
そんな国家の一大事であっても、国民みんなが気力や気概をもっていれば、じたばたしなくても大丈夫だよ。
・・・という内容です。

そして今、新型コロナの世界流行は、人の考え方を変える天意なのかもしれません。
この国難を成長のチャンスにする。
問題は人を成長させるのです。

この新型コロナの逆境の時こそ、西精工が大切にしている「大家族主義経営」がどのように活かされているのか?
社員みんなに意見を聞いていきます。
 ・部署間のつながり
 ・チームメイト同士お互いに家族の悩みや不安を相談し合える。
 ・感染予防の一人ひとりの責任ある行動。
  仲間のために感染リスクを避けた行動。
色々な意見が出てきました。

さてさて、ここからが本題。
今回も「アンガー(怒り)・マネジメント」を学んでいきます。
人には「決めつけ」があります。
やっかいなのは「自分の価値観」、つまり「自分の正義」でもって決めつけるのです。
よくあるSNSでの誹謗中傷。
これは自分の価値観(正義)でもって人をけなしているんです。
「自分の正義」を振りかざすのは「心の狭さ」がそうさせています。
特に夫婦関係ではどうでしょう。
 「悪いのはあなた!」
感情的になると、ついつい白黒はっきりさせようとしませんか?
だから最悪、離婚にまで至ってしまうんです。
「自分の優位性」にこだわり、「正しいのは私!あなたに指図されたくない!」
・・・ではなくて、「それもそうだね、自分にもあるかもなぁ」と受け止めてみては。

また、人間の感情は周りに伝染するそうです。
これをミラーニューロンと言います。
だからこそ「明るく振る舞う」って大切!
特にリーダーの役割を背負っている人には大切なことです。
あなたのその態度が、どれだけ周りの人たちに影響を及ぼしているか!

社員みんなが書いたレポートからも学んでいきます。
全部紹介するとめっちゃ長くなっちゃうのでひとつだけ!
「価値観」と「規範」の違いについて。
ある社員の悩みが書かれていました。
チームメイトや後輩に「良いこと」は「良いね」、「悪いこと」は「それはよくない」と伝えることについてです。

それを相手に伝えることが「自分の価値観を押し付ける」ことにならないのか?
ということです。
例えば「怒る」と「叱る」も違います。
「怒る」は自分の感情をぶつける行為ですが、「叱る」は「相手に良くなってほしい」という意図があります。
「良い/悪い」の判断をする時は、自分の価値観ではなく、「原則」を基準にすればいい。
「原則」は、国や時代が変わっても変わることのない価値観。
   ・・・「誠実」「愛」「友情」「安全」とかがそうです。

ってことで、今回もたくさんの学びがありました!
社長、勉強会ありがとうございました!

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