BLOG 西精工の日常

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2020.06.29

安全教育:みんなで新入社員たちを守る!

先日、土成工場で安全教育を実施しましたー!
今回も石ちゃんが写真を撮ってくれました。
石ちゃん、ありがとー!
今回もまずは今期発生してしまった社内のケガについてみんなで共有します。

今期発生してしまった労働災害の中のひとつがこれ。
工具を手に取った時に、工具にくっついていた切粉(小さな金属片)で手を切ってしまいました。
切粉は小さくても「刃物」と同じ鋭さがあります。
なので工具類は常にキレイな状態を保つことが大切です。

毎回、この安全教育ではテーマを設定して実施しています。
今回は「過去10年間の社内労働災害」を色々な角度で集計してみました。
そこから「仮説」を導き出せれば、安全改善にも活かすことができます。

まずは「月別で集計したら、何月に一番労災が起きるのだろう?」です。
過去10年間の労災を集計してみたところ、西精工では「8月」が一番多く発生しています。
そこで「ふ~ん」と流してはもったいない!
「なんでだろう?」と考え、「こうじゃないかな?」と考えてみます。

「なぜ8月に労働災害が多く発生するの?」
 仮説1:長期休暇(夏期休暇)があるので、その前後で気が緩むのかも。
 仮説2:気温が高くなるので、集中力が低下するからかも。
 仮説3:6月に新入社員が配属され、仕事や職場に慣れてくるからかも。

これら「かもしれない」が出てきたら、「念のため」と手が打てます。
例えば、連休前後ではリーダーはもちろん、仲間同士でも安全について声を掛け合う。
なんてことも有効です。

他にも、
 「(ケガの)部位別で集計すると・・・」
これはやっぱり「手(指も含む)」が一番多い!

 「(ケガの)状態別で集計すると・・・」
これもイメージ通りの結果が。裂傷、つまり切り傷が一番多いです!

どちらも要注意なのが「二番手」かもです!
「顔」のケガはアカンし、「腰痛」もなかなか難しい労災です。
しっかり仮説を立てて、「かもしれない→念のため」で安全改善していかなくちゃです!

月別分析の仮説でも挙がりましたが、6月1日より新入社員たちが各部署に配属されています。
今はまだ気をつけて仕事をしている時期ですが、時間と共に「悪い意味で」慣れてきます。
そんな時に周りの先輩たちが目を光らせて、彼らを事故やケガから守らないといけません。
ってことで、シメでは、
 「みんなで新入社員の命と安全を守りましょう!」
と投げ掛けました!

何をさておき、まずは「安全第一」!
これからどんどん暑くなってきますが、「安全第一」で仕事していこうぜ!

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