BLOG 西精工の日常
職場の様子 の記事一覧

2010/06/01 からあなたは累計 人目の訪問者です。

(本日は 番目のアクセスです。 また昨日は 人のご来場者がありました)

2021.10.04

ともみん、来客応対試験を受ける!

先日、営業第一グループのともみんが、来客応対の出来栄えを確認するグループ内試験を受けました!
お客様役にはかっしゃん大先輩と西部長がしてくださいます。
ともみん、がんばって!

早速、お客様が玄関を入るところからスタート!
新型コロナ感染予防のため、手の消毒と検温をさせていただきます。

お客様を応接室に案内するともみん。
途中でかっしゃん大先輩がアドリブかまします(笑)
まあでも、本当のお客様もされそうな行動ですよね。

エレベーターで2階へ、そして応接室へと誘導しました。
ここでお客様が手土産をくださいます。
組み込まれた課題やアドリブ課題をクリアしていくともみん!

すると、突然名刺交換をしだす、かっしゃん大先輩。
慌てず丁寧に名刺をいただきます。
続いては、ホスト役のヒゲリーダーも加わり、次なる課題をともみんに課します。

お茶を煎れ、上座に座るお客様よりお茶を置いていきます。
これ、ただ単に茶器を置いているんじゃないんですよ。
ちゃんと茶碗とフタの柄を合わせ、柄がお客様に見えるように置いているんです。
さすが、ともみん!

ここでお客様から「ありがち質問」が投げ掛けられます。
これら質問にきちんと答えるともみん。
質問対策もばっちりです!

これはなかなかイジワル設定!
ともみんがお茶を運んでいるタイミングで名刺交換が始まります。

だがしかし!
慌てずヒゲリーダーにお茶を出し、スムーズに名刺交換できました!

そしてこんなチェックも!
「お茶の味見」です。
これも大切なことのひとつ。
来ていただいたお客様に「おいしい!」と思っていただけるお茶を出したいですもんね。

ここまでで一旦振り返り。
良かった点や気になった点を全員で話し合います。
こうすることで、試験を受けているともみんだけでなく、この場にいる全員が勉強になります。

お客様役の二人から投げ掛けられる課題をクリアしていき、イイ感じに来客応対できていて、みんなから拍手が出ます。
ちなみにお盆に置いてあるのはキッチンペーパー。
もしお茶がこぼれた時にも慌てないで拭き取れるように準備されているのです。

せっかくなので、お見送りするまで試験していきます。
まだ解放されないともみん。

最後までお客様役に成りきってくださったかっしゃん大先輩。
ようやく来客応対試験もここで終了!

試験の結果は・・・
 合格!
ともみん、おめでとうございます!

この調子で、お客様がお越しになった時は最高のおもてなしをよろしくお願いします!

W 

2021.09.27

社歴16年以上の社員必見! トイレの紹介?!

ナント今回のブログ、トイレが主役です!

 「えー?社内にこんなトイレって、あったっけ?」

ええ、ありません(笑)
でもでも、16年前にはあったんですよ。
はい、このトイレは16年前に無くなったトイレなんです。
なのでタイトルの通り、社歴が16年以上の人は覚えてるかな。
社歴が長い人ほど「懐かしさ」が炸裂するはずです。
ちなみにこのトイレ、「男子専用」です。

本社の事務棟が出来た16年前の写真。
事務棟が完成したばかりの時は、まだこのトイレはあったんです!
下の写真、今の景色とは違うでしょ。

ちょっと上の写真を加工して、手描きで昔にあった工場を描いてみました。
(下の写真、左側)
下のイラストよりも実際はもっと長い工場(うまく描けなかった・・・)で、下の写真の右側がその工場の中です。
これは、事務棟建設のため、工場の取り壊し直前に撮った写真なので、工場内には何もありませんが、操業していた時は工場内にぎっしり生産設備が設置されていました。

そして!
ついにトイレの取り壊し!
小さなトイレだったので、取り壊しはスグに終了しました。

そして地面にはアスファルトが敷かれ、現在の姿に。
事務棟裏の「大きな衝立(ついたて)」のようなもの、実は取り壊した旧工場の壁の名残りだったんです。

もう今の景色(↑)に見慣れてしまったので、「トイレのある景色」が懐かしかったです!
まさか16年前に撮ったトイレの写真をブログで紹介しようとは(笑)
ってことで、懐かしいトイレの紹介でした!

W 

2021.09.24

製販連携!

応接室でパソコンとにらめっこしているきみちゃん。
何をしているのかというと・・・
社内でリモートミーティングを行っていました!
お客様から頂いた大切なご注文に対して、スムーズなものづくりを展開して、きちんと納期通りにお客様にお届けできるよう、営業担当と製造担当とで細かい打ち合わせをしているんです。

コチラは生産管理のリーダー、さかいさん。
営業からの情報を基に、どうしたらスムーズにものづくりができるか、生産計画と進捗状況、そして仕掛り在庫や完成品在庫などを照らし合わせながら考えていきます。

同じく生産管理のこーへー。
さかいリーダーが成型工程(製品の形を作る工程)の視点で考えていくのに対して、こーへーはねじ加工工程の視点で、スムーズなものづくりを考えていきます。

コチラは製品洗浄やめっき出しを担当するカズキング!
リモートミーティングをしながら一所懸命にメモをしています。
急ぎの対応をする製品を聞き逃すワケにはいきません!

いきません!
ん・・・?

カズキング、目線がおかしいと思ったら、
隣のパソコンで餃子を注文してたー!

いえいえ、ホントはマジメにミーティングしているんですよ(笑)
優先流動させていく製品をメモして、急いでいる製品がスムーズに工程を流れていくように段取りをします。

ミーティングで取り決めたことを各製造現場に展開していきます。
おぐちんリーダーは、成型工程のけんごリーダーに情報展開。
こーへーもねじ加工工程に情報展開。
しんちゃんの「サムアップ」が頼もしいです!
ふみーも別な意味で頼もしい(笑)

その頃、きみちゃんはミーティング議事録を作成中!
みんなで決めたことをきちんと取りまとめて共有するのも大切!
こんな感じに、製販が一丸となって連携し、お客様のために日々がんばっています!

【おまけ】

リモートミーティングをしているこーへーを写真に撮っているのは・・・。

HTTでした!
そして、こーへーを撮っているHTTの様子を撮っているのは・・・。

やまちゃんでした!
そして、こーへーを撮っているHTTの様子を撮っているやまちゃんを撮っているのは・・・

以下省略(笑)

【おまけ その2】

「リモートミーティングの様子を写真に撮りたいので協力してください」
と、お願いされ、リモートミーティング前に、なぜか緊張の様子のさかいさん。

W 

2021.09.23

ナットのお話:ナイロンナット

先日から、西精工の主力商品を紹介しています。
今回のブログで紹介させていただくのは「ナイロンナット」!
どうやら正式名称は「ナイロンインサートロックナット」と呼ばれているようですが、社内では「ナイロンナット」と呼んでおります。
私事ですが、Wはこの「ナイロンナット」が西精工が製造する製品の中で一番のお気に入り!
とにかく「ゆるまない」のがカッコいい!
はい、この「ナイロンナット」の最大の特長が「ゆるみにくい」なのです。
まったく「ゆるまない」じゃなくて、ゆるめることは出来るけど「ゆるみにくい」というのが最高です!
(※あくまで個人の感想ですよ。←通販番組みたい)

一見、六角ナットのように見えますが、上部の「盛り上がり」がミソなんです!
この中に「ナイロンリング」というナイロン樹脂製のリングが挿入されているんです。
下の写真、左側がナイロンリングを挿入する前のナイロンナット。
そして、右側の写真がナイロンリングなのです。

そして、ナイロンリングを挿入して、すごい力で加圧して上部をかしめると、ナイロンナットの出来上がりなのです!

使い方はカンタン!
ナイロンリングが挿入されているのと反対側からボルトをねじ込んでいくと、最初はスルスルっとナイロンナットにボルトがねじ込まれていきます。

でもナットの上部まで来ると、ボルトは挿入されたナイロンリングに干渉し、ナイロンリングに喰い込んでいきながらねじ込まれていきます。
このナイロンリングとボルトとの干渉が「ゆるみにくい」を実現しているのです。

このナイロンナット、西精工では下の写真のように色々な大きさのものを揃えております。
おもちゃや自転車、大きいものは建材などにも使われています。
お客様のご要望に合わせて厚み寸法を変えたものなど、カスタマイズされたナイロンナットもあるんですよ。

←これはナイロンナットの座面(下側)にフランジと呼ばれる部分を組み合わせたフランジナイロンナット。
↓のナイロンナットはめっちゃ小さいんです。
こんなに小さくても、中にナイロンリングがちゃんと挿入されていて、ゆるみ防止機能を有しているんですよ!

ただ単純にナイロンリングを挿入して、上からかしめて出来るものではなく、その加圧の具合やかしめる冶具の形状など、高品質&高精度なナイロンナットを製造するには、西精工が培った「技術」が欠かせません!
また、お客様に安心して使っていただくために、高精度カメラを使ったチェックもしております。

そして!
これらナイロンナットの大事なかしめ加工をしてくれているのが、なかたにリーダー&やぶさん!
今日も二人の技術力でお客様に喜んでいただけるナイロンナットを作っていきます!

W 

2021.09.22

ナットのお話:管用ナット

西精工ではお客様のご要望に合わせた金属パーツ類やナット製品を主力商品としています。
今回のブログでは、それら主力商品の中から、「管用ナット」について紹介させていただきます!
この「管用ナット」、私たち西精工では「かんようナット」と呼んでいますが「くだようナット」とも呼ばれてもいます。

その特長は、見たまんまなんですが、とにかく「薄い」!
厚みが薄いため、スペースに制限がある部品などにたくさん使われています。
この「管用ナット」は英語でVolume-nut(ボリュームナット)と呼ばれるように、電気部品のボリュームつまみの取り付けなどにも使われています。
また、トグルスイッチと呼ばれる「ON/OFF」をパチンって切り替えるスイッチの取り付けなんかにも使われています。
他にも自動車のエンジンを管理するセンサーに使われていたりと、色々なところで大活躍しているのが「管用ナット」なのです!

あんまり詳しく説明はできませんが、この管用ナットは社内の特殊な設備で製造しています。
平べったい材料を六角形にせん断して・・・
「ごにょごにょ」って加工すると、薄いナットができるんです。
(さっぱり分からん説明ですね・・・汗)

形をつくる工程も難しいのですが、その薄いナットにねじ加工するのもまた難しいんです!
日本では主に「メートルねじ」という規格のねじが採用されており、私たち西精工でも製品のほとんどがメートルねじのナットを製造しています。

ここからちょっと難しいお話!
この「メートルねじ」には「並目ねじ」と「細目ねじ」という二種類に分類されます。
んー、分かりやすく書くと、
 ・並目ねじ:ねじの山が大きい。
 ・細目ねじ:ねじの山が小さい。
ねじの規格に「ピッチ」と呼ばれるものがあります。
これは、ねじを一回転させた時に進む距離のこと。
例えば「M6(6ミリ)」と呼ばれる大きさのねじの場合、規格で、
 ・並目ねじのピッチ=1ミリ
 ・細目ねじのピッチ=0.75ミリ
と決まっています。
こういったように規格で取り決めをしているから、どのメーカーで作ったボルト&ナットでもちゃんとねじが機能するんですよね。

で!
この「管用ナット」、先にも書いた通りめっちゃ薄いので、並目ねじ加工をすると、穴の中にほとんど「ねじの山」が形成できません。
 ※下の写真、左側。
なので、下の写真、右側のように「細目ねじ」で加工することで、穴の中にねじの山を確保できるんです。
この「細目ねじ」の加工がけっこう難しい!
これを加工できるのは、西精工の技術があってのものなのです!

うん、語り過ぎた!

西精工ではお客様のご要望に合わせて、色々なサイズの管用ナットを製造しております!
この西精工製の管用ナットが、お客様のお役に立つことが出来たら嬉しいです!

W 

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