BLOG 西精工の日常

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(本日は 番目のアクセスです。 また昨日は 人のご来場者がありました)

2017.04.04

めざせ!スキルアップ!捻立道場

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先日、カシヅメ番長から
「捻立道場の実践編をやります!」
と連絡を受けて、Wはカメラを手に
捻立工場に駆けつけました。
どうやら今回、タッパーと呼ばれる
捻立加工機のモーターベアリングを
交換するとのことです。

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このタッパー、モーターのベアリングが劣化していて「きゅるるるるるー」って音がしていたんです。
で、めったにないこの機会に、現在の捻立道場生、コーヘーくんがチャレンジすることに
なりました!
番長の指導、そしてGTD先輩のサポートを受けながら、まずは機械内部からモーターを
外していきます。

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番長と先輩に指導してもらい、無事に
モーターを取り外すことができました。
さあ、続いてはモーターをバラしていきます。
ここからが本番です!
コーヘーくん、無事にベアリング交換
できるでしょうか?
↓こっそりサポートする番長。

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モーターをバラすには、シャフトに刺さって
いるプーリー(・・・で合ってる?)や
冷却ファンを外さないといけません。
ガッチリはまっているこれらを抜き取る
のはホント大変!
色々な道具を駆使して、隙間をつくり
器具を装着して抜き取っていきます。

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「キー溝はカミソリのように鋭利やけん(阿波弁)、絶対に素手で触ったらあかんぞ!」
安全に作業できるよう、番長から注意事項が都度投げ掛けられます。
そして無事にモーターの中身?を取り出せました!

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そして本命の劣化したベアリングをようやく抜き取れました!
番長から劣化したベアリングの転がり具合と、新品のベアリングの転がり具合を比較確認する
よう教えられるコーヘーくん。
新品と比べると、劣化したベアリングは、回した時にゴリゴリ感を感じます。
これが「きゅるるるるるー」の音の原因です。
こうやって異常の原因を手で触って体感することで、異常が起こった時に「これが原因では?」と
真因にたどり着かせる問題解決力がスキルアップしていきます!
座学だけじゃ身につかない!これぞ「道場」です!

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ベアリングを新品のものに交換して、
今度は逆にモーターを組み立てて
いきます。
摺動部にはしっかりグリスを塗って、
(実は一度塗り忘れて組み立てて
 しまい、再度バラすハメになりました)
メンテナンスもばっちりです!

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プーリーをスムーズに入れるために、モーターのシャフト先端に少しヤスリ掛けをします。
「この時は、ヤスリ掛けの方向に気をつけてな!」
やってみせ、そしてやらせてみる。
山本五十六の有名な言葉を実践していきます。

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そしてモーターが組み上がりました!
モーターを乗せる前に、機中をキレイに
清掃します。
キレイにする手間を惜しまない、これって
大切!
さあ、機中にモーターを設置していきます。

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危ないところに手を置いていて、
 「そこを持ったらベルトに手をはさまれるぞ!」
と注意する場面も。
「安全な作業」あっての技術です!

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やっと組み上がりました!
最後は番長が出来栄えをチェック!
見事に「OK!」が出ました!

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生産のための周辺備品も取り付けて、
無事、元の姿に戻りました!
テスト運転すると、今まで「きゅるるるるー」
って鳴っていた音がピタリと止んでいます。
まだ終わらない!
最後の最後は、キレイに清掃です!
これでホントに完成!

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ってことで、先輩方のサポートを受けながらも、無事にモーターのベアリングを交換した
コーヘーくん!
お疲れさまでした!
お客様に喜んでいただけるものづくりをし続けるために、こうやって技術力を磨いていきます!
3人ともナイス笑顔♪
(⌒▽⌒)

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W 

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