BLOG 西精工の日常

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2022.09.16

リーダーシップ勉強会 その1:その機嫌の悪さは何のサイン?

先日、社長が講師をしてくださる「リーダーシップ勉強会」が実施されました!
つい先週も社員ブログで紹介させていただきましたが、あれは「8月度」の勉強会。
今回紹介させていただく内容は「9月度」の勉強会内容となっています。
それでは社長、よろしくお願いいたします。

今回も「セキュアベース・リーダーシップ:9つの特性」について詳しく解説してくださいました。
前回の勉強会レポートを見ると、9割くらいの人が「『①冷静でいる』ができていない」という内容だったそうです。
ここで改めて9つの特性の「おさらい」をしてくださいます。

①冷静でいる。
人は「刺激」を受けると「反応」を示しますが、「刺激」と「反応」の間には少しスペースがあるそうです。
このスペースに「感情」、特に「怒りの感情」をはさみ込んでしまうと、やっかいな「反応」をしてしまいます。
ただ、「感情を出すこと」自体はけっして悪いことではないとのこと。
「怒りの感情」は良くないですが、「うれしい感情」や「悲しい感情」は逆に出したほうがいいそうです。
なぜか?
人はけっして「ロジック」では動きません。「心」で動きます。
「うれしい気持ち」や「悲しい気持ち」は人を動かす力があります。
でもここで「怒りの感情」がはさまれると、本人にとっても、相手にとっても、周りの人にとっても、誰にもプラスなことはないのです。

③可能性を見通す。
チームメイトはもちろんのこと、自分自身の可能性を見通すことが大切だと解説してくださいました。
また、西精工には「可能性を見通す」ための色々なしくみがあるので、それらをしっかり活用することも大切です。

⑤力強いメッセージを発信する。
レポートの中に「どうすれば力強いメッセージを発信することができるでしょうか」という質問があったそうです。
力強いメッセージを発信するためには、まず「自分」をしっかり持つこと。
ブレない信念を持つことだそうです。
仕事へのこだわりだったり、趣味へのこだわりだったり。
例えば、「困った人がいたらスグに助けに行く」なんていうのもステキな信念ですよね。
西精工では社員みんなが「ミッション・ステートメント」という人生の目標を掲げていますが、その中に「自分の信条」を明記しています。これがまさにそうですよね。

⑥プラス面にフォーカスする。
毎日マイナスなことって起きますよね。
そのマイナスな出来事を「どういう視点で見るか?」が大切です。
「ピンチはチャンス」という言葉もあります。
「うげげ、キツいな・・・」というマイナスなことが起こったら、見ているメガネを掛け替えてみる。
すると「たしかにしんどいけど、これは成長のチャンスだな」ということも見えてきます。
私たちはいつも「近視眼的」なものの見方をしていることに気づくことが大切です。
視点が広がると、ものごとの受け止め幅が広がってきます。
すると心が安定します。

⑦リスクを取るよう促す。
成長にはリスク(負荷)が伴います。
はい、成長はちょっと痛いんです。
痛みを感じないで成長はしないそうです。
(筋トレだって、筋肉に負荷をかけることで成長させますよね)
なのでリスクを恐れないこと。
恐れずに、その先にある「お客様が喜ぶ姿」や「仲間が喜ぶ顔」に意識を向けることが大切。
ただし、リスクを取る前にはきちんと(リスク軽減の)準備をしておくことも大切なんだそうです。

⑧内発的動機で動かす。
この特性をクセ付けできると、仕事がさらに楽しくなるそうです!
相手に動機づけをする時、はじめはちょっと「強制力」を発揮するのも一手。
「強制力」といっても「首根っこを押さえつけて・・・」なんてのじゃないですよ。
 「今度、ボランティアがあるんやけど、一緒にやってみん?」
こんな感じです。
そこで誰かの「ありがとう」を体感することで内発的動機が生まれてきます。
西精工では、リーダーや先輩たちが後輩にそう仕向けます。
その人に内発的動機が生まれたら、あとはほっとけばいいそうです。
よく動機づけに「ニンジンをぶら下げる=ごほうびを用意する」というのがありますが、それは違うそうです。
「えー?!今回はごほうびないんですか?」と、ごほうびが動機づけになるクセがついちゃうそうです。

ラスト⑨いつでも話せることを示す。
普段の関わりがないのに、急に「何でも話してくれよ!」なんて言われても、それはムリって話です。
やはり普段の関係性が大切です。

もうひとつ「おさらい」。
「カウンセリング:4つの技術」についても軽く「おさらい」してくださいました。
詳しくは先週配信させていただいた「8月リーダーシップ勉強会」の記事で紹介していますので、ここではちょっと割愛。
今月、社員レポートを踏まえて、新たに教えてくださったことを追加します。
カウンセリング:4つの技術は、
 ①カベになる。
 ②映像化する。
 ③相手の感情に共感する。
 ④相手の信念や価値観に共感する。
 ⑤提案する。
ですが、その中の「④相手の信念や価値観に共感する」について社長よりアドバイスをいただきます。
西精工社員はみんな「ミッション・ステートメント(人生の目標)」を描くということを上でも書きましたが、その「ミッション・ステートメント」の中にある「私の信条」や「死ぬまでにやりたいこと」・・・これらがその人が大切にしている価値観や信条を表しています。
なので、特にチームメイトや気になる人の「ミッション・ステートメント」をしっかり見ることで、
 「ああ、この人はこういうことを大切にしているんだな」
というのが見えてきます。
これを活用しない手はないですよね!

ここで社長より何人かに質問や意見を募りました。
まずは、最近、登山グッズの購買欲が抑えきれないよしみさん。
「内発的動機で動かす」のところで、お子さんへの動機づけについて話していただけました。
親として子供の成長に関わって、子供には多くの選択肢を増やしてきた「つもり」でした。
今回の勉強会を聴いていて、もっと選択肢を増やしてあげられたかも?・・・とのことでした。

社長がフォローしてくださいます。
よしみさんのお子さんはもう社会人ですが、社員のお子さんの多くは学校に通っていると思います。
子供にとって学校は「居場所」なのです。
「勉強ができる/できない」は横に置いといて、「機嫌よく学校に通う」というのは大切なこと。
「学校が楽しい」と思っている子供は、大人になっても会社に行くのが楽しい!と思いやすくなります。
もちろん、学校でも、会社でも、ストレスは多かれ少なかれあります。
「それでも機嫌よく通う」って大切なんだそうです。

続いては、おかやまさん。
おかやまさんはチームリーダーとして、ついついチームメイトに「失敗させたくない!」という思いから、チームメイトの可能性をつぶしてしまっているかもしれない。・・・とのことでした。

社長がアドバイスをしてくださいます。
ウチ(西精工)の創業の精神に、「やってみなはれ」があります。
失敗はしてもいので、リスクを背負っても、どんどん挑戦することを推奨しています。

ラストはこーへー。
カウンセリングの技術のひとつ、「相手の感情に共感する」とありますが、相手の機嫌が悪いと、ついつい突き放してしまうそうです。

コチラも社長がアドバイスしてくださいます。
「機嫌の悪い表情や態度」、これは「分かってほしい」という承認欲求なんだそうです。
でも人が承認欲求をゼロにすることは難しいもの。
これに気づいた時には「どうしたん?」とひと声掛けることが大切。

今回のリーダーシップ勉強会でも、気づきや学びをたくさんいただいています!
まだ書き足りないので、後半の社員みんなのレポートは「その2」で紹介しまーす!
ぜひ明日もご覧ください!

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