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2025.06.26
リーダーシップ勉強会:女子高生は何て言ったの?
先日、社長が講師をしてくださる「リーダーシップ勉強会」が開催されました。
社長、今月もよろしくお願いいたします!
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いつもリーダーシップ勉強会の冒頭では、直近の時事を取り上げて、色々な角度から話をしていただいています。
この時は、中東で「きな臭い紛争」が相次いでいることに触れていただきました。
この中東での紛争は、一見、あまり自分たちに関係ないように感じますが、けっしてそうではないこと。
世界はつながっていて、世界のどこかで起こることが、けっして他人事でないことを説明していただきました。
だからこそ、「どうして、この国とこの国はモメているんだろう?」と興味を持ち、自分で調べてみることの大切さも教えていただきました。
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続いては、前回の復習をしていただきました。
前月5月は、西精工のユニーク大イベント「係別面接」があったので、リーダーシップ勉強会はお休みでした。
ってことで、4月に実施してくださったリーダーシップ勉強会の復習となります。
前々月の4月は、「幸福学」を研究されている前野マドカ様と株式会社ポーラの及川様が共著された本、
「幸せなチームが結果を出す ウェルビーイング・マネジメント7か条」
の中から「幸せなチームづくり7か条」について説明していただきました。
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【幸せなチームづくり7か条】
①対話する・目をつむらない
・「見て見ぬふりをしない」ということ。相手が思っていることや考えをまず聴く。
・相手理解のために、時にはプライベートなことや価値観について話をする。
そうすることで、その人の「背景」を知る。「生い立ち」がその人を作っています。
・気になる行動があった時は、2人で話をする時間をつくる。
②ジャッジしない・正解を求めない
・自分のものさしだけで「良し/悪し」を判断しない。
・個々の考えの違いを楽しむ。
・過去の前例にとらわれず、新しい意見を尊重する。
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③執着しない・リセットする
・「ありがとう」と言われることを目的にしたり、見返りを求めない。
・気持ちを切り替える「自分なりのルーチン」を持つ。
・ぶつかったり注意しても、翌日にはいつも通り接する。
ここで社長が「ある話」をしてくださいました。
ある人がバスを降りようとして、運賃を持っていないことに気づきました。
困っていると、近くにいた見知らぬ女子高生が、
「これを使ってください」
と、運賃を立て替えてくれました。
その人は女子高生に、
「ありがとうございます。お金をお返ししますので、連絡先を教えてください」
と言いました。
するとその女子高生は・・・
さて、何と答えたでしょうか?
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「気にしないでください」
「今度バスに乗った時に返してください」
といった回答が出てきました。
ここで西部長が正解を言い当てます!
「返さなくて構いません。その代わり、同じように困っている人がいたら、助けてあげてください」
この女子高生は、困っている人に「ありがとう」って言ってもらうことを目的にお金を貸したのではありません。ましてや、見返りなんか、微塵も思っていません。
人への親切は、いずれ別の形、別の機会に自分に返ってきます。
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【幸せなチームづくり7か条】を続けますね。
④任せる・委ねる・頼る
・自分が苦手なことは正直に伝えて、進んで相手を頼る。
・メンバーそれぞれの良い所を探す。見出す。
・一度頼んだことは、介入し過ぎず、信じて任せる。
⑤経験を教訓にする
・うまくいかなかった経験は、何がいけなかったのか?どうすればいいのか?を考える。
【失敗=発見】・・・「こうするとうまくいかない」という発見。
・うまくいった経験は、なぜうまくいったのか?考える。
うまくいった時こそ考える。
・良い経験も、つらい経験も、全ては自分の糧になったと考える。
⑥相手を変えるのではなく自分が変わる
・相手の立場や状況に立って想像する。
・相手に合わせて自分の関わり方を変える。
・自分の振る舞いや行動で、相手や周りの行動が変わっていくと捉える。
自分が周りに与える影響力を考える。
新入社員の明るいあいさつも、周りに影響を与えてくれる。
⑦愛のループを自分から始める
・今の自分があるのは、これまで支えてくれた人のおかげという意識を持つ。
・常に感謝の気持ちを持ち、周囲に伝えている。
・見返りを求めるのではなく、与えることに幸せを見出す。
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最後の、
「見返りを求めるのではなく、
与えることに幸せを見出す」
について。
社長より投げ掛けられます。
「与えるために必要なのは何?」
何だと思いますか?
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「与えるために必要なのは?」
答えは、
「与えたいものを持っていること」
当たり前といえば当たり前ですが、どうでしょう?
自分では持っていないのに、人に与えようとしていませんか?
人に「愛情」を与えるためには、自分が「愛情」を持っていないと与えることはできません。
「優しさ」はどうでしょう。
「共感する気持ち」はどうでしょう。
「仕事のやり方」はどうでしょう。
人に与えるためには、与えたいものを持っている必要があります。
だからこそ、日々、人間力を磨いたり、技やスキルを磨くのです。
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この【幸せなチームづくり7か条】、全体を通じての感想を、おぐちんリーダーに聞いてみました。
「『任せる、委ねる』で、チームメイトの「やる気スイッチ」を探すのが難しい」とのことです。
社長がアドバイスをしてくださいます。
「こう言えば相手に響くかな?と思って言った言葉って、意外に相手には響かないもの。
ボソッとつぶやいた言葉が相手に響いたりもします。
大切なのは、(相手にスイッチを入れることを)あきらめないこと」
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この後、前回(4月)の社員レポートを紹介していただきました。
仲間たちがリーダーシップ勉強会で気づいたことや思ったことを共有していただくことで、さらなる学びをいただいています。
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最後に4人の仲間たちから感想をいただきました。
「まだまだ相手を変えようとしてしまう。まず相手を知ることから始めます」
「『与える』ことができるようになるために、人間力をもっと磨いていきます」
「しばやんと出張に行った際、自分に足りないものに気づけました。自分のやり方に固執していたことに気づきました」
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いせきさんからは、社長に逆質問を投げ掛けました。
チームメイトに任せても、ついつい口をはさんでしまう、いせきさん。
「どうして社長は任せられるんですか?」
社長にアドバイスを求めます。
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社長が答えます。
「『口を出さない』って自分で決めてるんです」
続けてアドバイスしてくださいます。
「こちらが言うのではなく、自分で気づいた方が成長すると思っているから、
任せたら、ほとんど口出ししません」
「もし、口出しをしても、相手が『はい』って言うだけで、そこに『学び』があったり、
スキルが向上するワケではないからです」
勉強になります!
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ってことで、6月度「リーダーシップ勉強会」の様子でした!
社長、今回も勉強会ありがとうございました!
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