BLOG 西精工の日常

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2025.08.08

リーダーシップ勉強会:こわい顔してます?

先日、社長が講師をしてくださる「リーダーシップ勉強会」が開催されました。
社長、今月もよろしくお願いいたします!

いつもリーダーシップ勉強会冒頭では、直近の時事を取り上げて、色々な角度から話をしていただいています。
今回は「健康管理」について話をしてくださいました。
当たり前の話ですが、自分の健康は自分で守ることが大切です。
自分が健康を崩すことで、周りに与えてしまう影響は大きいのです。

普段からきちんと検診を受ける。できれば人間ドックを受ける。
体の悪いところをほったらかしにしない。好転しなければ違う病院でも診てもらう。
行動を選択するのは自分です。
だからこそ、「いい選択をする」ことが大切。
これは健康管理だけでなく、安全や品質にもつながること。
交通事故に遭わないために、
 ・広い道を選択して通る。
 ・渋滞の時間帯を避けて通る。
 ・初心者マークの車や、高齢者の車に不用意に近づかない。距離をとる。
これらは、自分で選択できること。
リスクを避けるために予測予防をし、「どう選択するか?」という意思を持つことが大切なのです。

次に、「心を整える」という話をしていただきました。
これは「7つの習慣:刃を研ぐ」にも重なるところがあります。
心を整えるためには、いい習慣をし続けることが大切です。

では「いい習慣」とは、いったいどういうものなのでしょうか?

そんな、とんでもないものではありません。
 ・明るいあいさつ  ・クツを整える  ・自宅や会社の周りをていねいに掃除をする
 ・自分に余裕がない時こそ、あえて丁寧な言葉で話す
 ・誰かの表情を見逃さない
 ・「ありがとう」に感情を添える
 ・「なぜ?」をほったらかしにしない  ・・・などなど
どれもが、「気をつけていれば出来ること」です。
こういう日常のことを丁寧にしていくことで、心が整ってきます。

社長が「ある体験談」を話してくださいました。
社長の仕事でのお知り合いで「怒りっぽい」人がいるそうです。
気に入らないことがあると不機嫌になり、物に当たったりして、その場の雰囲気を悪くするそうです。
以前はその人の「短気」がすごく気になっていた社長ですが、こういったリーダーシップ勉強会などで人間力を学んでいくうちに、そういう人が周りにいても気にならなくなってきたそうです。
不機嫌にしている人にも「いいところ」がある。
 「この人は、他の人への面倒見がすごくいい人」
なんて思うと、短気なところも受け止められるそうです。
つまり、美点凝視(人のいいところを見つける)ことで、その人を受け止めることができるそうです。

仕事上のお付き合いにおいては、色んな人がいます。
どうせなら、お互いに「win-win」な関係でいたいもの。

ただ、「No deal:関わらない」という選択肢も時には持っておいた方がいいとのこと。

いっしゃんは「関わりたくないな?」って人はいますか?

続いては、前々回から学んでいる「幸せなチームづくり7か条」のおさらい。

【幸せなチームづくり7か条】

 ①対話する・目をつむらない
  ・「見て見ぬふりをしない」ということ。相手が思っていることや考えをまず聴く。
  ・相手理解のために、時にはプライベートなことや価値観について話をする。
   そうすることで、その人の「背景」を知る。「生い立ち」がその人を作っています。
  ・気になる行動があった時は、2人で話をする時間をつくる。

 ②ジャッジしない・正解を求めない
  ・自分のものさしだけで「良し/悪し」を判断しない。
  ・個々の考えの違いを楽しむ。
  ・過去の前例にとらわれず、新しい意見を尊重する。

 ③執着しない・リセットする
  ・「ありがとう」と言われることを目的にしたり、見返りを求めない。
  ・気持ちを切り替える「自分なりのルーチン」を持つ。
  ・ぶつかったり注意しても、翌日にはいつも通り接する。

 ④任せる・委ねる・頼る
  ・自分が苦手なことは正直に伝えて、進んで相手を頼る。
  ・メンバーそれぞれの良い所を探す。見出す。
  ・一度頼んだことは、介入し過ぎず、信じて任せる。

⑤経験を教訓にする
  ・うまくいかなかった経験は、何がいけなかったのか?どうすればいいのか?を考える。
   【失敗=発見】・・・「こうするとうまくいかない」という発見。
  ・うまくいった経験は、なぜうまくいったのか?考える。
   うまくいった時こそ考える。
  ・良い経験も、つらい経験も、全ては自分の糧になったと考える。

 ⑥相手を変えるのではなく自分が変わる
  ・相手の立場や状況に立って想像する。
  ・相手に合わせて自分の関わり方を変える。
  ・自分の振る舞いや行動で、相手や周りの行動が変わっていくと捉える。
   自分が周りに与える影響力を考える。
   新入社員の明るいあいさつも、周りに影響を与えてくれる。

 ⑦愛のループを自分から始める
  ・今の自分があるのは、これまで支えてくれた人のおかげという意識を持つ。
  ・常に感謝の気持ちを持ち、周囲に伝えている。
  ・見返りを求めるのではなく、与えることに幸せを見出す。

品証のさねちゃんから、
 「おおくぼさんは、相手のちょっとした表情の変化を見逃さない」
とコメントをいただきました。
じゃあ、おおくぼさんに聞いてみよう!
おおくぼさんは、相手の表情の変化には常に気を配っているそうです。

あいざわさんは、お子さんの表情を見逃さないようにしているそうです。
「あれ?おかしいな」と思った時は、何かしら、お子さんがつまづいていることが多いそうです。
そう気づけるようになったのも、このリーダーシップ勉強会で学んでいるおかげなんだそうです。

この後、前回のリーダーシップ勉強会のレポートをいくつか紹介していただきました。
仲間たちが書いたレポートからも、たくさん学べることがあります。
今回も、けっこうプライベートなことが多く書かれているので端折りますが、これは紹介できるかな。

ある日の朝、ラジオ体操をしていると、夜勤を終えた守衛さんが退勤していくのが見えました。
するとその守衛さん、私たちに向かって一礼をして帰られたんです。
その守衛さんの振る舞いに驚くと共に、こんなすばらしい守衛さんが居てくれていることが誇らしくなりました。

というものでした。
西精工(本社)にお客様が来られる時に、一番最初に会われるのが守衛さん。
そして、一番最後に会われるのも守衛さんです。
守衛をしてくださっている皆さま、どの方も、丁寧にお客様をお出迎え&お見送りをしてくださいます。
私たちも守衛さんに負けないよう、お客様の応対を丁寧にしなきゃです!

最後に、全体を通しての感想を数名にお聞きしました。

おかのさん
「自分の感情に向き合うためにも、自分の感情を書いてみることを実践したい」

とがわさん
「自分の勝手な感情で、相手と距離を置くことがあった。でもリーダーシップ勉強会で学んでいくうちに、『なぜ?』と相手理解を試みるようになってきました」

校長先生(すとうさん)
「先日の品質マネジメントシステムの監査がイイ感じでした。うまくいった時にも『なぜうまくいったのか?』を考えるようにします」

くりりん
「守衛さんとのあいさつで、元気にできない時がある。自分のあいさつが良くない時があります」
 →社長より、
  「守衛さんの名前を添えるなどもいいと思います。それより、こわい顔であいさつしてない?」

こんなやり取りがありました(笑)

ってことで、リーダーシップ勉強会の紹介でした!

社長、今回も勉強会ありがとうございました!

W 

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