生産技術係 スーパーボールすくいの裏側!
本日は少し前に本ブログ紹介された「サマーパーティー2025 その3:お子様イベント☆」内で掲載されました「スーパーボールすくい」その裏側!についてご紹介します。 ブログ担当は生産技術係のApple信者こと、タニネェになりますっ! |
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まずは、生産技術係とサマーパーティーの歴史から… サマーパーティーのお子さん向けイベントとして生産技術係は、毎年「ビートルプロジェクト」という、カブトムシをお子さんたちにプレゼントする企画をしていました。 |
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ですが、今年のサマーパーティー開催時期の9月にはカブトムシさんがいないのでビートルプロジェクトは断念するしかありませんでした。しかし、例年のようにお子さんたちに楽しんでもらいたいという気持ちから、会議の末に夏の風物詩…「スーパーボールすくい」をすることに決まりました! ただ、買ってきたスーパーボールを浮かべるだけでは生産技術係らしさが出ません。 そこで考えたのが”金型を使用して当社製品のかたちをしたスーパーボールを作る”ことです!! 会議の数日後、早速ごとーさんが塩や洗濯のりを使った、試作1号を作ってくれました。 |
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まるーくキレイに作れた試作1号ですが、製品のかたちにするのは難しく、水にも溶けやすいという欠点がありました。 スーパーボールすくいは水に浮かべて遊ぶものなので、残念ながらこれはボツに。 |
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そこで、試作2号は洗濯のりから市販のプラねんどに変更しました。 これは熱湯でしか柔らかくならないので、スーパーボールすくいをしていても水で溶けることはありません。これなら家に持ち帰った後もお風呂で溶けることなく遊べます! これならいけるだろう!と量産準備に入っていきました。 |
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まずは製品1個分くらいの量にねんどをカッティングしていきます。 |
お鍋に張った熱湯でねんどを柔らかくしていきます。 |
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ねんどを準備している間、当社で実際に使用した金型をキレイにして、ねんどを入れる準備をします。 |
そして、柔らかくなったねんどをキレイにした金型に押し込んで、製品のかたちにしていきます。 |
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薄くてかたちの出にくい製品は、金型ごと鍋にいれて温めながらかたちにしました。 みなさん本当に製品を作っているかしているかのように真剣に作っていました。 筆者もツバ付き製品のスーパーボールをいくつか作りましたが難しかったです。 ねんどが冷えて固まったら、ハサミを使ってかたちを整える工程へ進みます |
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金型からはみ出たねんど部分を、ハサミでちょきちょき刻んでいきます。 |
実は一緒にクッキーの型抜き(クマさん)でも作っていました。これらも、グラデーションが入っていてかわいく作れました。 |
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実際にスーパーボールとしてバウンドするかの検査も行いました。 作ったスーパーボールは丸ではないので色んな方向に飛び跳ねましたが、バウンドすることは一応確認できました。 |
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ちなみにバウンド検査は、丁度様子を見に来てくれた成型4係の方も行ってくれました!w 大人になっても、スーパーボールは楽しいものですね。 |
最後に、製品の品質検査です。金型通りにスーパーボールができているかや、バリや空気が入っていたり、亀裂が無いかのチェックを行います。 おぐさん、真剣なまなざしです。 |
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製品を本当に出荷するのかと思うぐらい厳しい検査をクリアして出来上がったスーパーボールがこんな感じです。 |
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作った製品は全部で120個以上、バリエーションも多く、カラフルでキレイに仕上がりました。 |
当日も、多くのお子さんたちに楽しんでいただけて企画して凄く嬉しかったです。 遊びに来てくれたお子さんとご家族の皆様、ありがとうございました! スーパーボールすくいの準備をしてくださったメンバーの方々もありがとうございました! |
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