BLOG 西精工の日常

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2024.11.29

土成中学校の生徒さんが職業体験に来てくれました!

ちょこっと前の記事でごめんなさい。
10月下旬、土成中学校から2年生の生徒さんお二人が職業体験に来てくれました!
二日間、よろしくお願いします。

ってことで、早速、一日目。
一日目は、工作係で「ペン立て」を作るミッションに挑戦してもらいます!

いくさんからミッションを受ける二人。

その前に、いちかわコーチが工作係の中をがっつり説明してくれます!
ミッション(ペン立て製作)のためにも、工作係内の見学は大切なのです!

工作係では、主に金型を製作しています。
どのように金型が作られていくのかを、間近でじっくり見学してもらいました。
「ダイス」と呼ばれる金型は、見た目よりも、ずっしり重い!
実際にダイスを持ってもらうと、その重さにびっくりしていました。

※大人の事情で、所々、ナットくんが邪魔をします。ごめんなさい。

さあ、ここからがミッションのスタートです。
まずは、「ターニングセンタ」と呼ばれる、NC旋盤のもっとすごいマシン(←粗い説明・・・)で、ペン立てのボディ部を削り出します。
加工は全てプログラムで制御。
実際にプログラムを入力してもらいます。

材料をセットして、トビラを閉めたら、スイッチオン!
すると、プログラムされた通りに加工されていきます。

出来上がったものを測定し、図面通りに出来ているかをチェックします。

二人目の生徒さんも、材料をセットして、トビラを閉めたら、スイッチオン!

どう?
バッチリ加工できた?

次の工程はフライス加工。
この工作機械で平面を削ります。

さすがにちょっと難しいので、ようやまお兄さんがサポートしてくれます。
このフライス盤でどう加工されるかの説明を受ける二人。

次の工程は旋盤加工。
ペン立ての「くびれ」の部分を加工します。

これもさすがに難しいので、加工そのものはいちかわコーチがサポート。
間近で旋盤加工で製品が削られていく様子を見てもらいました。

最終工程は「ラップ」、製品を磨いてピカピカにする工程です。
今のままでは、削った跡がついているので、ラップ加工で磨いていきます。
ラップのプロ、おかのさんとおおぎさんが、それぞれマンツーマンで教えていきます。

みんな、心配そうに見守っていますね。
そして!
最後は電気ペンで自分の名前を書き込んで完成!
世界に一つだけの「ペン立て」ができました!
ミッション完了!

ってことで、「ペン立てミッション」を遂行しながら、ものづくりの楽しさを体験してもらいました!
これで一日目終了!お疲れさま!

二日目は、実際の製品がどう作られているのかを学んでもらいます。
成型4係、おかもとリーダーが成型加工の説明してくれます!

続いては、ねじ加工を体験してもらいます。
まだ、穴が開いているだけの製品に、タップと呼ばれる刃物をねじ込んでいくことで、製品の穴の中に「ねじ」を加工していき、ナットを作ってもらいます。
穴に対してまっすぐタップをねじ込んでいくのがポイント!
二人とも、めっちゃ真剣にがんばってくれています!

次に、自分で作ったナットの測定を体験してもらいます。
自動で測定をしてくれる測定機械にナットをセット!
バッチリ、品質管理も体験してもらいました!

ラストは、実際に製品が形作られている、フォーマーという機械を間近で見てもらいました!

こんな感じで、二日間、がっつり「ものづくり」を二人に体験してもらいました!
この先の将来、二人が「就職」という人生の選択をされる時に、「ものづくり」が選択肢のひとつとなってくれたらうれしいです!
ってことで、土成中学校2年生の職業体験の様子でしたー!

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