BLOG 西精工の日常

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2026.09.18

リーダーシップ勉強会 その1

先日、社長が講師をしてくださる「リーダーシップ勉強会」が行われました!
社長、今月もよろしくお願いいたします!

まずは、いつものように前回の「おさらい」をしてくださいました。
せっかくなので、ここでもちょこっと前回の「おさらい」を列記してきます。
※詳しくは、前回のリーダーシップ勉強会を紹介したブログ(2026.09.03~09.04)をご覧ください。

・感動脳に大切なのは意欲
 人は与えられた環境の中で創意工夫をします。サラリーマンも「どうすればうまくいくか」考え
 続けています。主婦の方も考えています。それら創造性の源になっているのが「意欲」です。
 「意欲」がなければ創造性は生まれません。
 脳の機能は「意欲」があれば向上していくのです。
 ひと昔前は「やる気」という精神論ととらえられていました。
 しかし「意欲」はけっして精神論ではなく、科学的根拠のあるものなのです。
 人間の脳は、「生きる」という現場の中で進化し、発展し続けています。
 その中で、何の意欲もなく、創造を止めてしまうと、脳の発達は止まってしまいます。
 意欲の無いところに創造はなく、創造の無いところに感動は無いのです。

・根拠のない自信でも、脳は自信を持つ
 脳は、前向きに生きている時には、前向きの働きをする。
 後ろ向きに生きている時には、後ろ向きの働きをするそうです。
 なので、たとえ根拠がなくても「大丈夫!」と自信を持つと、自信を持った脳が出来上がるそうです!

○感動は脳を進化させる

①男性脳と女性脳は違うのか?
 結論から言うと、男性脳と女性脳は違う。
  男性脳・・・論理的     女性脳・・・感情的、情緒的
 脳は、「左脳:論理的思考」「右脳:感情やイメージ」という働きがある。
 女性の脳は、この右脳と左脳とをつないでいる「脳梁」というのが太い。
 男性が考え事をする時、左脳に偏りがちだが、女性は、右脳と左脳をまんべんなく使っている。
 そして共感回路にも男女差がある。
 女性はある程度どんな時にも共感回路が働いているが、男性は社会的状況に合わせて共感回路をONにしたりOFFにしている。
 なのでナイチンゲールは敵味方関係なく、戦争で傷ついた兵士を治療したし、秩序を保つ人は男性が多かった。
 ただこれは、決まっているわけではなく、社会環境によって変わる。
 そこで、社長が社員の「5つの強み」の中で「共感性」の強みを持っている人の割合を調査。
 すると、女性社員:30%、男性社員:20%という差が出ました。

②人間は生まれつき優しさを持っている
 「優しさ」は育まれるのもでなく、脳の中に組み込まれている。
 人間の赤ちゃんは、生理的早産で生まれてくるため、体の機能が未発達。
 他の動物なら、生まれて数十分もすれば自分の力で立ち上がり、母親のお乳を探す。
 人間の赤ちゃんは他者の力を借りなければ生きていけない。
 そして成長した人間は、そんな赤ちゃんを「守りたい」といく気持ちを持つ。
 この本能的な気持ちが「優しさ」の原点。
 赤ちゃんは、人間の顔に似ているものに非常に強い関心を示す。
 それは、「他者がいないと自分が生きることができない」ということを知っている から。
 なので赤ちゃんは、他者の「優しさ」を本能的に要求する、という回路が出来上がっている。

 しかし現実の世界では、優しさのかけらもない行為が行われている。DVやイジメなど。
 これは、人間の脳の中にある「他人に優しくする」という本能を活かしきれていないから。
 どうすれば「優しさ」の回路を活性化できるのか?
 最も大切なのは、「他人の気持ちが分かる」というメカニズムを解き明かすこと。

③人の気持ちが分かるとは?
 人間ほど他者の気持ちが分かる存在は他にない。
 共感回路自体は他の動物の脳にも組み込まれてはいる。
 人間の脳は「見る」や「聞く」といった感覚は共有されにくい。
 同じものを見ても、その人がどう見えているかは分かりづらい。
 キレイな風景を見ても、空を見ているかもしれないし、山を見ているかもしれない。
 しかし「感情」というものは一瞬で伝わる。
 サッカーでゴールシーンがあると、スタジアム内にその興奮と喜びが一瞬で伝わる。
 ではその「感情」が伝わるならば、すなわち「分かり合える」ということなのか?
 同じ「感情」を共有すれば、人は優しくなれるのか? ・・・そんな単純ではない。
 単純ではないけど、それがベースになっていることは確か。

④人間関係の中で感動を味わう
 人は「感動が瞬時に伝わる」という共感回路を持ちながらも、なかなか他人を理解できない。
 それは人間にしか持ち得ない「ポーカーフェイス」という特性があるから。
 ポーカーフェイスがあると、お互いの気持ちが分かりあうことが難しくなる。
 他人の心は必ずしも見かけとは一致しない。
 これを理解しておかないと社会生活が成り立たない。
 「他人を思いやる気持ち」「お互いに分かり合おうとする気持ち」それは見かけとは違う。
 心の状態をいかに推測できるかが大切。この推測する力が高い人は人間関係構築力も高い。
 これは、以前学んだ「心の機微」にも通ずる。
 では、どうすれば「心の機微」を高められるか?
 そこに「感動」というものがある。
 人間関係の中で「感動」を味わうことが大切。
 西精工では、新入社員が配属されたら半年間、みんなが寄ってたかって関わります。
 正社員面接を控え、理念作文も書きます。

    係別面接の「一枚目」もそうです。
 そうすることで、人の気持ちが分かってくる。

⑤思いやりと学力は比例する
 相手の心を理解するには「ミラーニューロン」という神経細胞が深く関わってくる。
 これはおサルさんの脳にもあるが、おサルさんは相手の気持ちを推し量ることはできない。
 では、人とおサルさんの違いは?
 人間には「抽象的、論理的思考」が備わっている。これは「言語」によって生み出されている。
 人間は「言語」があるから考えるという作業ができる。
 悲しいはずなのにニコニコ笑っている・・・
 なぜそうなのかを推理するには、過去の体験や社会のことまで含めて総合的に考えないといけない。
 こういった思考は「言語」がなければできない。
 そしてこの「抽象的、論理的思考能力」は、いわゆる「学力」と比例している。
 一般的に「勉強ができる子=自分勝手で冷たい」というイメージ。
 しかし、思いやりある人間を育てるには、学力を身につけないといけない。
 ただし「学力=学校の成績」ではない。
 学校の成績は良くなかったけど、社会に出てからどんどん論理的思考を身につける人はいる。
 「抽象的、論理的思考」能力がついてきている人は共感性が高い。
 相手を思いやることができる。

 解剖学者の養老孟子さん(ベストセラー「バカの壁」の著者)は、
  「教養とは、他人の心が分かること」
 と言っています。
 「バカの壁」の本には、
  「人には【バカの壁】というものが誰にでもあって、その壁を取り除かないと人の気持ちは分からない」
 と記されている。

⑥ネガティブのメカニズム
 人間がかかえるネガティブな感情は、人間が進化する過程で役割を果たしてきたもの。
 未知のものに対する不安や恐怖、他者に対しての妬みや怒りは、生きるうえで必要不可欠なこと。
 ネガティブな感情を持つこと自体が悪いワケでない。
 しかし、ネガティブな思考は生きる力を奪っていく。
 では、負のスパイラルに陥ったら、どのようにして抜け出すか。
 脳の神経回路は、使えば使うほど強化される。
 数学者は数学に使う回路が強化される。小説家は、文章を書く回路が強化される。
 いつもクヨクヨしていたら、脳がそれを学習してしまう。クヨクヨが得意になってしまう。
 ネガティブな感情を引き起こすことがあれば、脳hがそれを記憶してしまう。
 そうなったら、ネガティブな感情を上回るほどのポジティブな感情を脳に送り込んでやればいい。
 しっかり反省したら、別の頭に切り替えること。人生は会社の仕事だけじゃない!と言い聞かせる。
 これは、日頃の訓練で必ず上手になる。切り替える瞬間をつくることを習慣にすること。

⑦夫婦のストレスを無くす方法
 これは夫婦だけでなく、リーダーとのストレス、後輩とのストレス、親子関係などに置き換えてもいい。
 人間関係の悩みは、その関係が深いほど大きくなる。
 親子でも夫婦でも、甘える気持ちがあり、つい感情的になってしまう。
 特に夫婦は元々他人同士なのに一緒に生活をしている。
 一方がネガティブな回路に落ちてしまうと、それが相手にも伝染し、修復が難しくなる。
 相手の欠点ばかりがクローズアップされてしまい、果てには離婚にまで発展するケースも。
 よく離婚の理由に「性格の不一致」とあるが、これは明らかにお互いがネガティブ脳に陥った結果。
  「元々他人なのだから、性格が一致するはずがない」
 これを前提と考えると楽になる。
 相手が自分と同じ欠点を持っていたら、こんな煩わしいことはない。
 常に自分の欠点を見せつけられることになり、息が詰まってしまう。
 これは夫婦関係だけでなく、仕事仲間でも通じる。
 大切なのは、
  「いちいち相手の欠点をきにしないこと」
 誰しも10や20の欠点はあるもの。多少の欠点には目をつぶること。
 小さな欠点ばかりに目を向けていたら、結局は脳が「欠点を探し回る」という回路になる。
 目につくもの全てが欠点に見えてくる。そうなったら、関係が崩れるのは当然。
 そうではなく、相手の長所を見るよう常に自分に言い聞かせること。
 そうすれば脳はどんどん長所を探し出し、欠点さえも長所に思えるようになる。

もうひとつは、ネガティブな感情の行き違いがあった時、すぐにそれを忘れること。
 ケンカした翌朝、何もなかったように明るく「おはよう」と言う。それで感情は収まる。

ここまで、前回までの復習を取りまとめました。

ここまででお二人に感想をいただきます。

一人目はおかべさん。
おかべさんは、
 「女性のほうが共感力が高いということでしたが、そうなのかなー?って思いました」
 「たしかに話を聞いてもらう時は女性に聞いてもらう時のほうが多いです。
  ただ、私はあまり相談されないので男性脳寄りなのかもしれません」
とのことでした。

二人目は、しまねぇさん。
しまねぇさんは、
 「心が落ち込むと、体も連動してしまいます。
  何かのきっかけで気持ちが上がると、体も変わってきます。
  脳がクヨクヨを学習しないように上書きが大切だと思いました」
とのことでした。

ちょっと長くなるので「その1」はここまで。
「その2」では、新しい学びを紹介していきまーす!

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