BLOG 西精工の日常

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2026.09.03

リーダーシップ勉強会 その1

先日、社長が講師をしてくださる「リーダーシップ勉強会」が行われました!
社長、今月もよろしくお願いいたします!

※今回は、ひとつにまとめるとボリュームがすごいことになるので、2回に分けて紹介します!
 (文字多めです)

まずは前回の「おさらい」をしてくださいました。
せっかくなので、ここでもちょこっと前回学んだことを列記してきます。
※詳しくは、前回のリーダーシップ勉強会を紹介したブログ(2026.07.09)をご覧ください。

・感動脳

1.「感動」のメカニズム
 ・意外性:予想外の出来事や、これまでの常識を覆すような新しい発見。
 ・懐かしさ:幼少期や青年期に心に深く刻み込まれ、その人の価値観、
        心のふるさとになっている原風景や情景。
 これら「意外性」と「懐かしさ」が組み合わされることで感動が生まれる。

2.感動するための心構え
 「心に余白を持たせること」
 常にスケジュールがいっぱいでは感動できません。
 心に余白がないと、感動を発見することはできません。
 心に余白があれば、たとえいつも通る道を歩いていても「新たな発見」をすることができる。

3.脳の活性化にいいこと2つ
 ①雑談を楽しむ
  相手の言葉に耳を傾け、臨機応変に反応することは脳に高度な処理を要求されます。
  そうすることで脳は活性化する。
 ②自ら体験する
  人から聞いたことを受け取るだけでなく、五感を使って体験することが脳の活性化につながります。
  アインシュタインはこう言ったそうです。
    「感動することを止めた人は、生きていないのと同じことである」

4.感動脳に大切なのは意欲
 人は与えられた環境の中で創意工夫をします。サラリーマンも「どうすればうまくいくか」考え
 続けています。主婦の方も考えています。それら創造性の源になっているのが「意欲」です。
 「意欲」がなければ創造性は生まれません。
 脳の機能は「意欲」があれば向上していくのです。
 ひと昔前は「やる気」という精神論ととらえられていました。
 しかし「意欲」はけっして精神論ではなく、科学的根拠のあるものなのです。
 人間の脳は、「生きる」という現場の中で進化し、発展し続けています。
 その中で、何の意欲もなく、創造を止めてしまうと、脳の発達は止まってしまいます。
 意欲の無いところに創造はなく、創造の無いところに感動は無いのです。

5.根拠のない自信でも、脳は自信を持つ
 脳は、前向きに生きている時には、前向きの働きをする。
 後ろ向きに生きている時には、後ろ向きの働きをするそうです。
 なので、たとえ根拠がなくても「大丈夫!」と自信を持つと、自信を持った脳が出来上がるそうです!

ここからが新しい学びです。

いきなりですが、社長から6つのテーマを紹介していただきました。

 ①日本人とイタリア人の脳に違いはあるか?
 ②男性脳と女性脳は違うのか?
 ③人間は生まれつき優しさを持っている。
 ④思いやりと学力は比例する。
 ⑤負のスパイラルから抜け出す方法。
 ⑥夫婦のストレスを無くす方法。

そして、「どれを取り上げるか選んでください!」とのこと(笑)
みなさんなら、どれを選びますか?

社長より指名されたさかいさんが選んだのは・・・
 「⑤負のスパイラルから抜け出す方法」

Wもめっちゃ知りたいです!

社長が解説してくださいます。

ネガティブな感情を持つこと自体は悪いことではありません。実際、人は不安や恐怖の心があるからこそ、危機から身を守ることができます。また、他者に対する恨みや怒りがあるからパワーが出ます。
ただ、負の感情に捕らわれ、負のスパイラルに陥ると、それは時に死に至らしめる要因になります。

では、どうすれば負のスパイラルから抜け出せるのか?
・・・その前に、「脳の仕組み」を知っておく必要があります。

脳の神経回路は、「使えば使うほど強化される」ようにできているそうです。
例えば数学者ならば、日々数学の問題を考え続けているので、数学に使う回路が強化されます。
毎日文章を書いている小説家は、文章を書く回路が活発に働くようになります。
そして、このメカニズムは同じようにネガティブな事象まで学習してしまうのです。
くよくよすることで、さらにくよくよ、が強化される。
脳のシステムとはそういうものであることをまずは認識しておくことが大切です。

それを踏まえて、じゃあどうすればいいのか?

ネガティブな感情を引き起こすことがあったら、それは脳の中に記憶として残されます。
「嫌なことは早く忘れた方がいいよ」と言われたところで、そう簡単に忘れる事などできません。
そこで、ネガティブな感情を上回るほどのポジティブな感情を脳の中に送り込んでやればいい。
負の感情自体は残っていても、それ以外の感情を強くすることによって負の感情を占める割合を小さくしていく。
負の感情があったことを忘れてしまうぐらいにその割合を減らしていけばいいのだそうです。

例えば、今日、会社の中で失敗をしてしまった。
上司にも叱られ、すっかり落ち込んでしまった。
それをくよくよと引きずっていたら、必ず翌日からの仕事にプラスにはなりません。
しっかり反省したら、あとは別の頭に切り替えることです。
会社帰りに飲みに行くのもいいでしょう。
その日は徹底して趣味に興じるのもいい。
あるいは家族と笑い合うのもいい。

要は、人生とは会社の仕事だけではないと脳に言い聞かせればいいのだそうです。
そしてこういう頭の切り替えは日頃の訓練で必ず上手になります。
また、我々の脳の中には負のスパイラルから抜け出す能力も組み込まれています。

以前にも社長は同じようなことを言われていました。

「嫌なことは起きます。ただ、よく思い返してみると、嫌なことだけではないはずです。
 嫌なことが起きた時、友人や家族が助けてくれませんでしたか?
 助けてくれた、というポジティブな記憶を強く思って記憶を上書き保存すればいい。
 そうすることで、ポジティブな思い出として記憶が上書きされます」

いやホント、同じことです。

続いては、ゆうこりんがテーマを選びます。

ゆうこりんが選んだのは・・・

「思いやりと学力は比例する」!

「ミラーニューロン」という神経細胞があります。これは、他人の心を理解する上で非常に重要な役割を果たしています。じゃあ「ミラーニューロン」さえあれば、相手の気持ちを読み取れるようになれるかといえば、そうではないそうです。
「ミラーニューロン」自体は、おサルさんの脳にもあるそうです。しかし、おサルさんには他者の気持ちを推し量ることはできません。

では、おサルさんと人間との大きな違いは何なのか?

それは、人間には「抽象的、論理的思考能力」が備わっているということだそうです。
ではこの「抽象的、論理的思考能力」は何によって生み出されているのか?
それが、おサルさんは持っていなくて、人間しか持っていないものによって生み出されているそうです。

ここで問題!

「抽象的、論理的思考能力」を生み出すことができる、おサルさんには持っていなくて、人間にだけ持っているものって何でしょうか?

ここで西常務が指名されました!

はい、西常務正解!

答えは・・・「言語」です。

おサルさんは「ごめんなさい!」なんて言わないですよね。
人間は、言語があるから「考える」という作業ができるんですって!

例えば、相手が悲しいはずなのにニコニコしてるとします。どうしてニコニコできるのか?を推理するためには、過去の体験や社会の状況などを総合的に考えないといけません。

 「そういえば自分にも同じようなことがあった」
 「今の状況を考慮すると、笑顔を作らざるを得ないのだろう」

といった感じに、相手の気持ちを推し量ることができます。
このようなことは「言語」というものがないと決してできません。

そしてこの「抽象的、論理的思考能力」は学力と比例しているんだそうです。
学問というものは基本的に論理的思考をなくしてはできません。
なので、いわゆる学力の高い人は「抽象的、論理的思考能能力」も高い。
つまりは他人の心を推理する能力も高いということになります。

これをまとめると、
 「他人の気持ちを思いやる能力は、(一般的な意味での)学力と深く関係する」
ということになります。

ともすれば、勉強のできる子って、どちらかと言えば自分勝手で冷たいというイメージがあるのも事実です。
なのでよく親や先生は、「少しぐらい勉強ができなくても、他人を思いやれる優しい人間になりなさい」って言ったりします。
でも、実は思いやりのある人間を育てるためには学力を身につけさせなければならない。
・・・というのが脳科学的な結論なんだそうです。

 

このテーマの最後に「ある文章」を紹介していただきました。
「その1」のラストに、その「ある文章」を紹介したいと思います。

余命半年のある教師が、息子に遺した言葉だそうです。

息子が言います。「なんで勉強なんかしなきゃいけないの?」

教師の母親はこう答えました。

ここに水の入ったコップがあるでしょ。

算数を学べば、この中に200mlの水があると数字で見えるようになる。

理科を学べば、この水は、水素と酸素からできているということが分かるようになる。

社会を学べば、この水がどこから来たのかが分かるようになる。
 そして世界には、この水さえ飲むことができない人たちがいることを知れる。

美術を学べば、この水の反射を、キレイに描くことができるようになる。

音楽を学べば、同じコップでも、水の量で音が変わることに気づける。

技術を学べば、このコップが、どんな素材で、なぜ漏れないかが分かる。

保健体育を学べば、この水がどのようにして健康を支えているかが分かる。

道徳を学べば、この水を誰かと分け合う思いやりの大切さに気づける。

国語を学べば、この話の全部の意味を正しく理解できるようになる。

英語を学べば、この話を世界中の人と分かち合えるようになる。

・・・でも、もし何も学ばなかったら、このコップの中にあるのは「ただの水」で終わる。

だから勉強するのよ。
この世界を「ただ見ているだけの世界」で終わらせないためにね。

教養の大切さを思い知らされます。

ってことで「その1」はここまで。
明日の「その2」で続きを紹介します!
ぜひ明日もご覧ください!

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