BLOG 西精工の日常

2010/06/01 からあなたは累計 人目の訪問者です。

(本日は 番目のアクセスです。 また昨日は 人のご来場者がありました)

2026.09.04

リーダーシップ勉強会 その2

先日行われたリーダーシップ勉強会の紹介をしています。

続いては、ひろっさんが指名されました!
ひろっさんが選んだのは・・・
 「①日本人とイタリア人の脳に違いはあるか?」
です!

さて、どんな話でしょうか?

日本人とイタリア人の脳に違いはあるのか。
人間には共通して、喜怒哀楽を含めた多種多様の感情を持っています。
ところが実際には、お国柄によってその表現の仕方は違ってきます。
例えばイタリア人はとても豊かな感情表現をします。
日本人から見れば大げさとも思えれるほど喜怒哀楽を激しく表します。
その差は何なのか?
もしかしたらイタリア人の脳の神経回路は日本人とは根本的に違うものか。

実は・・・
同じ人間である限り、日本人もイタリア人も中国人もアメリカ人もみんな脳のシステムは同じだそうです。

イタリア人が感情表現豊かなのは、「育つ環境」や「価値観」にあるんだそうです。
イタリアでは、豊かな感情表現を「良し」とされています。
心から喜んでいるのなら、その喜びを外に向かって表現する。
怒っているのなら、我慢せずに素直に怒りを出せばいい。
小さい頃からそういう環境に育つことによって感情の回路はどんどんと強化されていきます。

結果として感情豊かな人間が作られていくワケです。

一方、日本人はどちらかといえば感情を内に隠すことが美徳とされてきました。
直接的に感情を表に出すのは恥ずかしいことだと。
この考え方というのは脳科学から見れば感情の回路をできるだけ働かせるなということになります。
小さい頃からそういう育て方をすれば感情表現が貧弱になるのは当たり前です。

必ずしもオーバーアクションが良いとは言えませんが、せっかく備わっている感情の回路を鍛えることが大切。
自分の中の喜怒哀楽を上手にコントロールし、うまく付き合っていく。
マイナスの感情を少し押さえつつ、プラスの感情を豊かに表現していく。
特に感動したことに対しては、素直にそれを表現していく。

何もイタリア人の真似をする必要はありません。
日本人の美意識の中で自分たちに合った感情表現を身につけたいものです。

そして西精工には、毎日の朝礼があります。
朝礼の対話の中で、感情を表現していく機会があります。

次に指名されたのは、あんちゃん!

あんちゃんが選んだのは・・・
 「⑥夫婦のストレスを無くす方法」

すかさず社長がツッコミを入れます。
「このテーマ・・・夫婦はストレスがあることが前提だな」

人間関係の悩みというものは、一般的にその関係が深いものであればあるほど大きくなるものだそうです。
ビジネスにおいて、たまにしか会わない取引先の人とウマが合わなくても、たいしてストレスになりませんが、直属の上司とウマが合わないと、これは大きなストレスになります。
そういう意味からいえば、夫婦や肉親は、ヘタをすればものすごいストレスになる場合があります。
特に肉親同士は他人のような遠慮がないから、お互いの欠点をずけずけと言ってしまいがち。
甘えの気持ちもありますから、つい感情的になってしまうことも。
みなさんも身に覚えはないでしょうか?

夫婦の場合、元々は他人なのに日々一緒に生活しているワケですから、一方がネガティブ回路に陥ってしまえば、それが相手にも伝染し、お互いの欠点ばかりがクローズアップされてしまい、果ては離婚にまで発展するケースもあるそうです。
よく離婚の理由に「性格の不一致」と言われますが、元々が他人なのですから、そもそも性格が一致するはずがありません。それどころか、性格が一致なんてしていたら、こんなに煩わしいことはない。自分と同じ欠点を持っていたら、それを毎日見せつけられるのですから。

夫婦の間で一番大切なのは、「いちいち相手の欠点を気にしない」ということなんだそうです。

小さな欠点ばかりに目を向けていたら、脳が「欠点を探し回る脳」になってしまうんですって!

そうではなく、相手の長所を見つける「ポジティブな脳」を作ること。

もうひとつは、ネガティブな感情の行き違いが生じた時は、すぐにそれを忘れてしまうこと。
時にはケンカもするでしょう。それは当たり前のこと。
ただ、ケンカの後はお互いに忘れる努力をすることが大切なんだそうです。

最後は社長が「このテーマを伝えたい」というのを選んでいただきました。

社長が選んだのは・・・

「③人間は生まれつき優しさを持っている」

優しさというものは、人が生きていく上でとても大切なものです。逆の言い方をすれば、もしも人の心に優しさがなければ、社会というものは成り立たちません。互いを思いやり、助け合うからこそ、私たちは生きていけるのです。

この優しさというものはどのように育まれるものなのか。
実はこれは育まれるものではなく、脳の中にすでに組み込まれているものなんだそうです。
「すべての人間の中には優しさがある」それが基本です。

人間というのは生理的早産です。体の機能が未発達そのまま生まれてきます。
他の動物なら、生まれて数十分もすれば自分の足で立ち上がり、自力でお母さんのお乳を探します。
ところが、人間の赤ん坊は、自分の力では何一つできません。
他者の力を借りなければ成長できない存在なのです。

そして成長した人間は「赤ん坊を守ってあげたい」「世話をしてあげたい」という気持ちを持っています。
この本能的な気持ちこそが優しさの原点です。
生まれたばかりの赤ん坊は可愛い。
よちよちと歩いている赤ちゃんを見ると、思わわず顔がほころんでしまう。
そのように反応することが、もともと脳の中には組み込まれているわけです。

また、赤ん坊が可愛い表情をするのは、大人が助けてあげたいという気持ちになるように作られているからです。
そういう意味からすれば、優しさというものはすべての人間に備わっているものと言えます。

誰かに対して優しくしてあげたいと思う気持ち、誰かから優しくされたら嬉しい気持ちになる、それはごくごく当たり前のことです。社会や家庭の中で普通に育ち、普通に成長したならば、優しくなるのは当たり前のこと。
取り立てて優しい子に育ってほしいと願わなくても、人は自然に優しさを身につけていく生き物なのです。

しかし現実の社会では、優しさのかけらもないような行為が行われています。
誰かをいじめたりするというひどい行為は学校だけじゃなく、会社の中でもあるでしょう。
また、家庭の中では妻に対して暴力を振るったり、あるいは自分の子どもを虐待したり、そんな悲しいニュースが毎日のように流れています。
また積極的に他人を傷つけたりはしないけど、他人に対して優しくできないという人もたくさんいます。
優しくしたいのにそのやり方が分からないという人もいるでしょう。
それは、本来人間の脳の中にある「他人に優しくする」という本能を生かし切れていないからです。

その原因は一体どこにあるのか。
現代社会のどこかに、本能を壊すものが潜んでいるのか。

どうすれば優しさの回路を活性化することができるのでしょうか?
最も大切なことは、「他人の気持ちがわかる」というメカニズムを解き明かすことなんだそうです。

優しさというのは、基本的には人と人との関係の中から生まれるものなので、一方通行になったり、押しつけになっては何の意味もない。まずは相手の気持ちを理解することから始めなければなりません。
しかし、これを解き明かすことはとんでもなく難しいことで、脳科学における最大の研究のテーマの一つなんだとか!

人間ほど他者の気持ちが分かる、あるいは分かる可能性を持っている存在は他にいません。
人間以外の動物は、他の個体が何を考えているかということがわかりません。
チンパンジーやオラウンタンでさえもわかっていないだろうと言われています。

では、他の動物たちは全く他者との感情のやり取りがないと言えばそれは違います。
共感回路というものは人間だけではなく、他の動物の脳にも組み込まれています。
例えば他者が痛みを感じてるのを見て、自分も痛みを感じるような気がする。そういう感覚は人間のみならずほかの動物にもあります。例えば敵が近づいてきた時、一頭の個体が恐れて騒ぎ始める。すると、周りの個体も敵を認識したワケでもないのに、同じように騒ぎ始める。これが共感回路による行動だとされています。

脳の中の情報処理の中で見ると、「見る」とか「聞く」とかいう感覚に関するものは、意外と共有されにくいという性格を持っています。例えば他人が見ているものを全く同じように見ることはできません。その見え方というのは十人十色です。同じ音楽を聴いていても、その聞こえ方は全く違ったりする。従って、このような感覚的なものを全く同じように共有することはなかなか難しいと言えます。

ところが、「感情」というものは、一瞬の間に伝わる性格を持っています。
例えばサッカーで、応援しているチームがゴールを決めると、スタジアムにいる人たちは一瞬で「嬉しい!」という感情でひとつになれます。
これは感情というものが非常に伝わりやすい性格を持っているからなんですって!

ではこの感情が伝わるということが、すなわち分かり合えるということなのでしょうか。
同じ感情をさえ共有すれば、人は互いにやさしくなれるのでしょうか。

他人の気持ちがわかるというのは、それほど単純な図式ではないようです。ただ、この共感回路というものがベースになっていることは確かなんだそうです。

人が苦しんでいるのに、何とも思わぬほど共感回路が働かなければ、それは優しさとはかけ離れたものです。
今、もし人の気持ちが分からない人が増えているなら優しさが失われつつあるとしたら、それは共感回路の機能が低下しているからと言えるのかもしれません。

だから感動するものを共有する。

そして西精工には、感動を共有するしくみがあります。
毎日の朝礼での対話、私の一週間、ありがとうカードなど。

この後、社員みんなのレポートからも学びをいただきました!

最後に、みんなの感想を紹介!

まずは、よしみさん。
よしみさんからは、
「充実した生き方をしていくためには、意欲が必要であると学びました。
 直近で、不幸があったり、親の介護があり、家での対話では、マイナスなことが多かったです。
 これをポジティブに捉えられるようにしたいです」

続いて、しばやんリーダー。
しばやんリーダーからは、
「振り返ると、『分かっているつもり』にしていることが多いです。
 田舎に住んでいるのに、なかなか自然に触れることができていません。
 ボランティア活動などを通じて、自然を体感することを実践していきます」

脳の仕組みが見えてくると、色々な気づきや学びがあります!

ってことで、リーダーシップ勉強会の紹介でした!
社長、今回も勉強会ありがとうございました!

W 

前の記事 BLOGトップへ
月別アーカイブ