BLOG 西精工の日常
教育 の記事一覧

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(本日は 番目のアクセスです。 また昨日は 人のご来場者がありました)

2020.11.24

アメーバ経営勉強会:どうしたい?

先日、成型1係でアメーバ経営の勉強会を行いました!
この勉強会では、自分たちのチームがどのくらい稼ぐことが出来ているのか?それを数字とグラフを使って再認識していきます。

まずは前期一年間の実績をグラフ用紙にプロットして、折れ線グラフを描いていきます。
ここは「手描き」なのがポイント!
エクセルを使えばすぐにグラフは描けちゃいますが、「あえて」手描きすると、
 ・数字が良くなっているのか?
 ・逆に悪くなっているのか?
 ・なぜそうなっているのか?
 ・この時、何かあったっけ?
こういった気づきを得やすくなります。
アナログはアナログの良いところがあります。

←同じチーム同士でグラフの形が合致しているか確認し合っています。

ではでは1班を代表して、けんちゃんがホワイトボードに折れ線グラフを描いてもらいました。
はい、4月くらいから「新型コロナ」の影響をモロに受けて、大きく収益を落としているのが分かります。

ありがたいことに、直近の9月~10月で仕事量は回復してきました。
さて、ここからみんなには
 「この先、どうしたいの?」
を線にしてグラフに描いてもらいます。
みんな、どうしたい?

メンバーそれぞれに「こうしたい!」という思いがあり、それはたいてい「良くしたい」という思いです。
その思いを共有するのには、こういった数字やグラフにすると、すごく伝わりやすい!
自然とチームメイト同士が見せっこしているのが、成型1係のすごいところ!

ここでいやらしく、実際に今期のマスタープランで決めた数字をプロットしていきます。
マスタープランを組んだ時は「新型コロナ不況」真っ只中だったこともあり、けっこう「こうしたい」と描いた線よりも下に線が引かれてしまいました。
この低いマスタープランを見直して、コロナ禍であってもお客様への価値提供を高めていこう!
そう誓い合った勉強会でした!

W 

2020.10.19

改善勉強会:いちむらさんは「バリ伝」を集めていた

先日、旋削係で「改善勉強会」を実施しましたー!
 「そもそも改善って何だろう?」
 「改善はどういう考え方をすればいいだろう?」
これら「改善の基礎」を改めてみんなで学び、職場での改善活動を活性化させるのがネライなのです!

「改善」は「目的」に至るまでの「手段選択」や「方法変更」のこと。
「やり方はひとつじゃないよ」ってことです。
「目的」を果たすための方法は、創意工夫次第でたくさんあります!

いざ「改善をする」となると、構えちゃう人も少なくありません。
そこで、改善を「3つのステップ」に切り分けて考えていきます。
その改善の3つのステップが、
 「着眼」-「着想」-「着手」
です!

改善のステップ①では「着眼」・・・つまり、身近に潜んでいる「問題」をあぶり出します。
その「問題のあぶり出し」に活用するのが「不の付く言葉」なのです!
ってことで、いつものように、みんなに「不の付く言葉」を書き出してみてもらいました。
旋削メンバーみんな、スラスラ書いていきます!
すごくスムーズ!すごい!

改善のステップ②は「着想」!
具体的な解決策を考えるのですが、そのヒントになるキーワードが、
 「やめる・へらす・カエル」
です!
最上級の解決策は「やめちゃう」!
この「やめちゃう」解決策は、お金がかからない!スグできる!効果抜群!と言うことなし!
ただ、「さすがにそれはやめられない」ということも多いのです。

それならば、(回数や量を)減らせないか?を考えてみます。
「やめられないなら、減らせないかな?」です。
「一度に20キロの水を持ち上げていた(不安全)」→「10キロに減らして軽くする」
「ボルトが30センチもあって邪魔だ(不都合)」→「15センチに短くする」
「体重が増えて仕方ない(不健康)→「ゴハンの量を減らす」(これは冗談)

「やめられない」「へらせない」・・・となると、ここで登場するのが「カエル」です。
「カエル」には色んな「カエル」があるので、今度はみんなで、どんな「カエル」があるかを考えます。
ここでも旋削メンバーみんな、スラスラ書いていきます!
すげー!

例えば、「返る」という言葉があります。
これは、「ひっくり返す」という改善を連想させてくれます。
実際の改善で、「使用済みの刃物をひっくり返して使ったら同じように使えた」というものもありました。

改善のステップ③は「着手」です。
ここのキーワードが「とりあえず」。
ここでは「とりあえず」な改善事例を紹介します。
例えば「番号付け」。
マンガの単行本を持っている人は多いと思いますが、本棚に並べる時に、
 「5」「3」「2」「1」「4」
なんて並べ方をする人は、そうそういないと思います。
たいていは、
 「1」「2」「3」「4」「5」
って並べますよね。
すると、「3」を取り出したら、たいていは「2」と「4」の間に戻すはずです。
そうなんです。多くの書類が入ったファイルに「1」「2」「3」と番号をつけることで、位置決めができるようになります。
これが「番号付け」です。

「線引き」も「とりあえず」改善のひとつ。
難しい位置合わせも、一本の線(基準線)を引くことで「線に合わせればいい」と、とたんに位置合わせがやり易くなります。

勉強会のラストは、いつものように理解度テスト!
勉強会の有効性を測定するのも目的のひとつですが、インプットしたことをアウトプットすることで、より記憶に刻み込むのも目的なのです!
ってことで、改善勉強会でしたー!
旋削メンバーのみなさん、お疲れさまでしたー!

W 

2020.10.02

リーダーシップ勉強会:ナンさん=ピ●モン、タクシン=愛妻家

先日、社長が講師をしてくださる、
 「リーダーシップ勉強会」
が本社で行われました!
ばんばんは「イジられ準備OK」のようにしていますが、前にルーキーみやもとくんという「避雷針」を仕込んでいる周到さ。
どうか、ばんばんがたくさんイジられますように!
今回もよろしくお願いします!

まずは、先日栄誉ある表彰を受けたお話から。
先日、西精工は
 「障害者雇用優良事業所表彰:厚生労働大臣表彰」
という、すごい表彰をいただきました。
その速報をお伝えするフェイスブックを配信した時、社長はその記事をシェアしてくださり、
 「障碍者雇用においては社員さんが頑張ってくれているので本当にうれしい」
 「ただウチの社員さんは頑張っている感がないんです」
と書いてくださいました。

西精工では、障碍者雇用について、「障碍を持ちながら働く仲間の幸福度100%」を目指しています。
ただ、時には「なんで?!」と思うことも起きます。
その時に、
 「私がこんなにがんばっているのに!」
となっては、幸せを感じることはできません。
フロー状態(のめり込んでいる精神状態)であれば、本人には「頑張っている感」は出ないし、「やらされ感」もありません。
フロー状態(のめり込み状態)だからこそ、幸せを感じることができる。
こう解説してくださいました。

話は今回の本題へ。
今回も「アンガーマネジメント:感情をコントロールする」について教えてくださいました。

・物事に対して、白黒をつけないと気が済まない!
 敵or味方をはっきりさせたい!
 こういう人は、自分の考えとは真逆の本を読むといい。

・相手よりも優位性を持ちたがる人(いわゆる「マウント取り」ですね)。
 「あなたより私の方が仕事ができる!」
 「あなたのこんなところがしゃくに障る!」
 「あなたのこんなところがイヤ!」
  →なぜしゃくに障るのか?
   それは、相手のイヤと思う部分もあなたも持っているから。
   そもそも持っていない人は受け流しちゃいます。

・人の感情は移ります。
 あなたのパートナー(奥さんやダンナ、カノジョやカレシ)がご機嫌だと、楽しい空気感になりませんか?
 たとえパートナーが笑わなくても、あなたが笑えば空気は変わる。

・「Should思考」より「Want思考」がいい。
「Should」つまり「~すべき」という思考よりも、「Want:~したい」のほうが楽しい。
「べき論」の世界はしんどい。
なので「あるべき姿」よりは「ありたい姿」のほうが楽しい。
「伸ばすべき技術」より「伸ばしたい技術」のほうがワクワクします!

また、「Should思考」つまり「べきべき星人」から見ると、白黒つけない「あいまい星人」をみるとイライラするもの。
 「あいまい星人は自分に甘いんだ!」
と、カリカリしちゃう!
でも「あいまい星人」のほうが感情は安定し、良い人間関係を築くことができます。
仕事は人間関係で出来ています。
なので「あいまい星人」のほうが仕事が出来ちゃう!

しかし、ついついカリカリしてしまうもの。
そんな時は自分の中の一時停止ボタンを押し、「今の自分の姿」を見つめてみましょう。
そして自分が尊敬する人がいれば、「あの人ならどうするだろう?」と考えてみてください。

人間には、他の動物にはない「4つの力」があるそうです。

ここで油断していたばんばんに質問が飛びます!
せっかくのこのチャンス、ばんばんは答えることもボケることもできず、「無言」という一番不正解を選択してしまいました。
ばんばん、失策です・・・。

・イライラした時に、人間にしかない4つの力を使う。
 1)自覚・・・セルフウォッチング
 2)想像力・・・のろのろ運転の人に「この車は自分の親が運転している」と思う。
 3)良心・・・これはそのままですね。
 4)自由意志・・・「こんなことじゃ怒らない」と自分で決める。

イライラしたら「一時停止」!
そして上の4つの力を使うことで、悪い感情にとらわれないようにする。

 唯一、自分の心のみ、変えることが出来ます。

・あなたが笑えば、周りが明るくなります。

「ナンさん、最近笑えていますか?」
突然イジられるナンさん。
カメラが追いきれません(汗)
どうやら「自らの役割」に押されて、ナンさんは構えてしまっているそうです。
すると・・・周りからは「話しかけにくい」となっちゃいます。
「ナンさん=ピ●モン」と思えば、話かけやすくなるそうですよ(笑)

みんなが書いたレポートからも学びを得ます。
レポートのひとつに、
 「家で家事をしている時に、ダンナがくつろいでいる姿を見るとイライラする」
というものがありました。
ここでイジられるのがタクシン(笑)
さすがタクシン!正直者です!

タクシンはあんなことを言っていますが、ホントは愛妻家で満点パパなんですよ!
さすがやね!
ってことで、今回もリーダーシップ勉強会、ありがとうございました!

W 

2020.09.29

改善勉強会:後ろから見るなよ!

先日、工作係で「改善勉強会」を実施しましたー!
 「改善って何だろう?」
 「どういう流れで考えればいいんだろう?」
これら「改善の基礎」を改めてみんなで学び、職場での改善活動を活性化させるのがネライです!

この「改善勉強会」の様子は、何度もこの社員ブログで紹介させていただいているので、詳細説明は少々雑めに(汗)
「改善」は「小さな変化=小変」の積み重ね。
昨日よりも「ちょっとやり易くなった」「1秒速くなった」「楽になった」。
これらの積み重ねが大切!

ただ、毎日の仕事は「風景化」しているのも事実。
それをキーワードを使うことで、「気づきのきっかけ」を得ることができます!

ってことで、キーワードのひとつである「不の付く言葉」をみんなで考えます!
トップバッターはまっつん!

「不の付く言葉を3つ書いてね」
のお題に、ひとつ目の「不可能」はすらっと書けたまっつんでしたが、思考が変なところに行ってしまい、なかなか次が出てきません。
「不理」とかいう、ありそうでない日本語が出てきて、先輩に直される始末。
他の先輩がすらすら書いていきます。

三つ目が出てこない、まっつん。
見るに見かねた王子がここで助け船。
さすが工作係の高貴なリーダー。
「ノーブレス・オブリージュ」といったところでしょうか。

高貴で、器の大きいリーダー、王子がうまくリードしてくれます。
ほら、まっつん!
答えはすぐ身近にあります!

えっと(汗)
先輩の助けをもらい、なんとかまっつんも3つ書くことができました!
これら「不の付く言葉」、実は「改善のチャンス」なのです!
つまり「改善のネタ」!

「不の付く言葉」で「改善のチャンス」を見つけたら、次は「やめる・へらす・カエル」で、改善の切り口を考えます!
ここで次のお題。
「カエル」には色々な「カエル」がありますよね。
色々な漢字の「カエル」、それぞれ意味があるんです。
では「カエル」を漢字で書いてみましょ!

「変える」では、形や質を変えるという改善。
「換える」では、違うものに交換してみる改善。
「返る」では、ひっくり返してみる改善、などなど。
色々な「カエル」が改善のヒントになります。

勉強会のラストは、理解度テスト!
勉強会の有効性を測定するのも目的のひとつですが、インプットしたことをアウトプットすることで、より記憶に刻み込むのも目的なのです!
ってことで、改善勉強会でしたー!

W 

2020.08.28

リーダーシップ勉強会:あなたの正義、それ正しい?

先日、社長が講師をしてくださる「リーダーシップ勉強会」が本社で行われました!
まずはみんなで元気にごあいさつ!

今回のリーダーシップ勉強会では飛沫防止スクリーンが設置されました。
「with コロナ」の新アイテムです!
それまでは社長、マスクをされたまましゃべっていたのですが、これがホント大変!
けっこう酸欠になります。
このスクリーンがあれば大丈夫!
ただ、角度によっては社長が光の反射で消えちゃうのです・・・。

今回もまずは新型コロナのことからお話いただきます。
今回は「致知」という冊子に載っている、ある一文を紹介してくださいます。
江戸時代、水戸藩の儒学者である藤田東湖が幕末の偉人、吉田松陰に授けた言葉です。

 「国難襲来す。国家の大事といえども深憂するに足らず。
  深憂とすべきは人心の正氣の足らざるにあり」

ここで言う「国難」とは、歴史の授業でも学ぶ「黒船来航」のこと。
ペリーなるアメリカ人がやって来て、「鎖国を止めないと暴れるよ」みたいなことを要求してきます。
時の政府である徳川幕府を揺るがす大事件です!
そんな国家の一大事であっても、国民みんなが気力や気概をもっていれば、じたばたしなくても大丈夫だよ。
・・・という内容です。

そして今、新型コロナの世界流行は、人の考え方を変える天意なのかもしれません。
この国難を成長のチャンスにする。
問題は人を成長させるのです。

この新型コロナの逆境の時こそ、西精工が大切にしている「大家族主義経営」がどのように活かされているのか?
社員みんなに意見を聞いていきます。
 ・部署間のつながり
 ・チームメイト同士お互いに家族の悩みや不安を相談し合える。
 ・感染予防の一人ひとりの責任ある行動。
  仲間のために感染リスクを避けた行動。
色々な意見が出てきました。

さてさて、ここからが本題。
今回も「アンガー(怒り)・マネジメント」を学んでいきます。
人には「決めつけ」があります。
やっかいなのは「自分の価値観」、つまり「自分の正義」でもって決めつけるのです。
よくあるSNSでの誹謗中傷。
これは自分の価値観(正義)でもって人をけなしているんです。
「自分の正義」を振りかざすのは「心の狭さ」がそうさせています。
特に夫婦関係ではどうでしょう。
 「悪いのはあなた!」
感情的になると、ついつい白黒はっきりさせようとしませんか?
だから最悪、離婚にまで至ってしまうんです。
「自分の優位性」にこだわり、「正しいのは私!あなたに指図されたくない!」
・・・ではなくて、「それもそうだね、自分にもあるかもなぁ」と受け止めてみては。

また、人間の感情は周りに伝染するそうです。
これをミラーニューロンと言います。
だからこそ「明るく振る舞う」って大切!
特にリーダーの役割を背負っている人には大切なことです。
あなたのその態度が、どれだけ周りの人たちに影響を及ぼしているか!

社員みんなが書いたレポートからも学んでいきます。
全部紹介するとめっちゃ長くなっちゃうのでひとつだけ!
「価値観」と「規範」の違いについて。
ある社員の悩みが書かれていました。
チームメイトや後輩に「良いこと」は「良いね」、「悪いこと」は「それはよくない」と伝えることについてです。

それを相手に伝えることが「自分の価値観を押し付ける」ことにならないのか?
ということです。
例えば「怒る」と「叱る」も違います。
「怒る」は自分の感情をぶつける行為ですが、「叱る」は「相手に良くなってほしい」という意図があります。
「良い/悪い」の判断をする時は、自分の価値観ではなく、「原則」を基準にすればいい。
「原則」は、国や時代が変わっても変わることのない価値観。
   ・・・「誠実」「愛」「友情」「安全」とかがそうです。

ってことで、今回もたくさんの学びがありました!
社長、勉強会ありがとうございました!

W 

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